【徳島ヴォルティス・プレビュー】20周年記念試合 ファジアーノ岡山戦に向けて

徳島ヴォルティス
チーム・協会
「今日の結果を真正面から受け止めて、自分達にとってこの敗戦があったからより引き締まった隙の無いチームになったと未来で言えるようにしたいです。これが今の自分達の実力だと心に刻んでまた次に向かっていく必要があります。次はホームでできるので、気持ちやコンディションを整えて臨みたいと思います。」(岩尾 憲選手)。
前節、アウェイの地で戦った8月11日(日・祝)モンテディオ山形戦は、0-1という結果だった。主導権を握る時間を増やすことができず、相手にセットプレーの流れから失点を許してしまった。この教訓を次戦にぶつけるしかない。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

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チームは山形戦の翌日、12日(月・休)に、徳島市阿波おどりに参加した。アウェイからの移動のメンバーもいたが、笑顔で楽しく、5年ぶりの阿波おどりを踊った。「楽しかった」「すごかった!」と選手は口々に話し、その熱さに圧倒されつつも、県民の皆さまからパワーもらった。そして、今週末のファジアーノ岡山戦は、徳島県民デー。その恩返しにはピッタリの舞台だ。

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今週はトップチーム関連のトピックスが多くあった。13日(火)には、永木 亮太選手の7月度「2024明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」・増田 功作監督の「2024明治安田Jリーグ7月度の月間優秀監督賞」のW受賞が発表された。
さらに、ポルトガル1部リーグ・ボアヴィスタFCに期限付き移籍していた渡井 理己選手が徳島ヴォルティスに2年ぶりに復帰することが発表された。「この2年間で自分が大きくなった部分を徳島のために出せるようにプレーしていきたいと思います。」とコメント。海外での経験をぜひチームに還元してほしい。
15日(木)には、この日が誕生日だった髙田 颯也選手が徳島ヴォルティスへの完全移籍を発表。今シーズン、これまでリーグ戦25試合出場とキャリアハイを更新し続けているドリブラーは「すごく嬉しいですし、よりこのチームのためにできることをしなくてはいけないと思うので、より一層チームの力になれるように頑張りたいと思います。」と意気込みを語った。

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臨戦態勢を整えて、迎えるのはファジアーノ岡山。5月にアウェイで対戦し、渡 大生選手の2ゴールで勝点3を奪った。後半の終盤は相手に押し込まれる場面もあったが、全員で体を張って守り切り、手ごたえを感じた一戦となった。
現在、岡山は勝点43の6位。失点数は21でリーグ2番目の少なさである。夏の移籍期間で、2021シーズンの夏から2022シーズンまでヴォルティスに在籍した一美 和成選手らを獲得した。「前線のパワーに関してはバリエーションが増えたんじゃないかと思います」と増田監督も警戒する。
「今週は対岡山というよりも自分達がまずやるべきことをしっかりやることからスタートしました」と増田監督が語るように、山形戦でできなかった守備の原理原則の再確認など、相手に合わせるというよりも、まずは自分たちを高めることにフォーカスして、トレーニングをおこなった。上位進出に向けて、まずは自分たちを高めて上に行く。そして、ここからは岡山、横浜FC、清水エスパルスと上位陣との対決。自分たちの真価が問われる一戦となる。全員で勝利を掴みに行こう。

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8月17日(土)岡山戦、8月31日(土)清水戦、9月14日(土)大分戦の3試合は20周年記念試合となり、選手たちは「20th LIMITED UNIFORM」を着用します。
また、岡山戦は「徳島県民デー」となり、県内在住・在学の小中高生を無料でご招待いたします。また、県内にお住まいの大人の方を優待料金でご案内します。
さらに、POCARI SWEAT PRESENTSとして先着5,000名様にポカリスエット(300ml)をプレゼントや、徳島県各市町村ご当地グルメ大集合などイベントが多数開催されます。
20周年という特別なシーズンをぜひ、スタジアムで祝い、共に戦いましょう!

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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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