【BOATRACE】池田浩二が2日目ドリーム快勝 パワフルぶりは椎名豊 芦屋G1全日本王座決定戦

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 ボートレース芦屋の「G1読売新聞社杯 全日本王座決定戦 開設72周年記念」は2日、予選の2日目を開催した。3~5メートルの追い風が吹いて、決して1コースが有利な水面状況ではなかったが、終わってみれば1コースは9勝と圧倒的な強さを誇った。3連単の万舟券は1コースが敗れた4、8、9Rの計3本だった。

 ダブルドリーム戦第2弾の12R「全日本王座ドリーム」も1号艇の池田浩二(愛知出身・愛知支部46歳)【冒頭の写真】が1コース速攻で快勝。3コースから握った菊地孝平、5コースからまくり差した茅原悠紀は不発に終わり、次々と差した西山貴浩と馬場貴也の2着争いは、馬場が粘る西山を振り切った。3連単の1-4-2は1820円の8番人気。

 勝利した池田浩二は「1マークはいいターンができた。本当はもらったままのプロペラの形でいきたいが、さすがに回転が足りていないのでたたいたが、合っている感じはしない。気持ち良く回れていない」と会心の勝利にも辛口評価。しかし、1マークで後続をかなり引き離した気配を見る限り、悪い仕上がりではなさそうだ。

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 予選組では椎名豊(群馬出身・群馬支部35歳)【写真上】が5Rは1コースから逃げ、9Rは2コースからのジカまくり、と2日目連勝ゴール。特にこれだけ1コースが強い中、ほぼ同体のスタートから1コースの篠崎元志を沈めた9Rのまくり勝ちは圧巻。「かなり出ていると思う。行き足、伸びが良くて、後半も差されていなかったので回り足もいいんでしょう」と手応えは抜群級。十八番でもある2コースまくりが決まる時の椎名はパワーが仕上がっていることが多い。このまま突っ走る可能性も十分ありそうだ。

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 初日12Rの「ゴールデンレーサードリーム」を1コースから2着としていた瓜生正義(福岡出身・福岡支部48歳)【写真上】は、2日目前半3Rを6号艇(4コース)から3着としのぎ、後半8Rは3コースから見事な差し技を披露して初白星をゲット。しかし「体感的にはいい時の感じになったが、足は弱い。これから整備士さんと相談して整備します」と決して安泰な仕上がりではなく、部品交換の大整備も視野に入れているようだ。

 2日目終了時点の得点率は2・1・3着で9.00の西山貴浩がトップ。椎名豊と瓜生正義が8.67で2位タイ。8.00の4位タイには上條暢嵩、毒島誠、池田浩二、入海馨、畑田汰一の5人が並んでいる。峰竜太は初日ドリーム6着の後に、2日目2着2本と反撃開始。3日目は12Rの1号艇で登場する。

 なお、エース機候補のモーターを手にして気配上々だった砂長知輝は8Rでコンマ+01のFを切り、残念無念の賞典除外。また、新田雄史は負傷のため帰郷した。

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