[RUGGERSコラム] 2024ラグビー日本代表 中間レビュー
【ラグビーアプリ「RUGGERS」】
どうもオニギリです。
あっという間に7月も終わり、明日から8月に突入!という今日この頃。個人的には昨年以上に暑さを感じており、日焼け止め・氷・日傘・ハンディ扇風機など熱中症対策を欠かせない日が続いております。皆さんもお気をつけください!
さて今回は、この夏に行われた日本代表戦について、中間レビュー的な視点でオニギリ's eye!!したいと思います!
まず、この夏に行われた試合結果は以下の通りです。
■6月22日 vs イングランド代表 ●17-52
■6月29日 vs マオリ・オールブラックス ●10-36
■7月6日 vs マオリ・オールブラックス ○26-14
■7月13日 vs ジョージア代表 ●23-25
■7月21日 vs イタリア代表 ●14-42
マオリ・オールブラックスはJAPANXVでの試合、それ以外はキャップ試合でした。今回からHCが、2015年以来日本代表を率いることになったエディジョーンズとなり、日本中が注目していました。
今回、日本代表スコッドは5月20日からの菅平合宿、6月6日からの宮崎合宿とセレクションも兼ねた合宿が続きました。
宮崎合宿にはFW21名、BK14名が招集され、FWメンバーの総キャップ数は208キャップ、BKメンバーの総キャップ数は121キャップで、ノンキャップで選ばれたのがFW9人、BK7人ということも注目の一つでした。特にFWは2015年、2019年W杯でキャプテンを務めたリーチマイケルが全体の半分近くである84キャップを占め、キャップホルダーであっても経験が少ないメンバーがほとんどでした。今回の結果を見ると、試合を重ねて海外の選手と対戦する機会を増やしていく必要があると感じたのではないでしょうか。特に、ジョージア代表との試合では、海外チームとスクラムを組む経験値が低いことから、力で崩され、試合にも影響が出てしまいました。ラグビーはコンタクトスポーツである故に、接点で圧倒されると勝つことが難しくなります。やはり接点でどれだけ戦えるか、それはパワーだけでなくスキルも必要とされるため、経験値が重要で、キャップ数というのは非常に注目する部分であると考えます。エディHCもそこは非常に重要視しているかと思います。ですので、今季就任してノンキャップメンバーにいち早く日本代表としての経験を積ませたいという意図を感じました。
今回の対戦は、北半球3チーム、南半球1チームということで、北半球のチームが多かったです。この時期に、イングランドのセットプレーとキックで崩してくる戦術、マオリ・オールブラックスの接点とアンストラクチャーからトライに繋げる能力の高さ、ジョージアのこだわりを持ったFWスクラムとモール、好調なイタリア代表のスピード感あふれるATなどを経験できたことは非常に大きかったのではないでしょうか。もちろん負けるよりも勝つことを求められていますが、今の日本代表のレベルを考えたら、勝敗よりも経験値を求めているのではないかと感じました。大学生の矢崎を使い続けたことや、ノンキャップメンバーを毎試合起用していたこともそうですが、2027年のW杯を見据えると今選ばれているメンバー、そしてU20世代が日本代表にどんどん招集されていくことが求められてくると思います。
エディHCが掲げている「超速ラグビー」。場面場面で、超速ラグビーを意識した戦術なのかと感じましたが、まだ接点での攻防で前に出られず、攻めることを慌ててしまった場面もありました。ただ、スピードこそが日本が世界に勝てるスキルであるとオニギリも感じています。この精度をどれだけ上げられるか。次は8月25日に行われるパシフィックネーションズ初戦、カナダ代表との試合になります。世界ランキング21位のカナダも徐々に力をつけてきており、次戦が楽しみです。
以上、今回のオニギリ's eye!!いかがでしたでしょうか?
日本のラグビーは夏合宿シーズンとなり、菅平高原を中心に各地で合宿が行われています。
高校ラグビーでは7人制全国大会が行われ、桐蔭学園が5大会ぶり2度目の優勝を果たしました。春新人大会では関東王者になれなかったものの、その後6月に行われた関東大会で優勝し、今回7人制でも結果が出ました。
大学ラグビーは、関東の春季大会は帝京大学、関西では京都産業大学が王者となりました。夏合宿を経て秋の公式戦が始まります。今年の大学チャンピオンはどこになるのか。次回以降のコラムで特集したいと思います。
さぁ暑い日が続いており、ラグビーの熱さもどんどん増してきますね!
今週もワクワクが止まりません!!
あっという間に7月も終わり、明日から8月に突入!という今日この頃。個人的には昨年以上に暑さを感じており、日焼け止め・氷・日傘・ハンディ扇風機など熱中症対策を欠かせない日が続いております。皆さんもお気をつけください!
さて今回は、この夏に行われた日本代表戦について、中間レビュー的な視点でオニギリ's eye!!したいと思います!
まず、この夏に行われた試合結果は以下の通りです。
■6月22日 vs イングランド代表 ●17-52
■6月29日 vs マオリ・オールブラックス ●10-36
■7月6日 vs マオリ・オールブラックス ○26-14
■7月13日 vs ジョージア代表 ●23-25
■7月21日 vs イタリア代表 ●14-42
マオリ・オールブラックスはJAPANXVでの試合、それ以外はキャップ試合でした。今回からHCが、2015年以来日本代表を率いることになったエディジョーンズとなり、日本中が注目していました。
今回、日本代表スコッドは5月20日からの菅平合宿、6月6日からの宮崎合宿とセレクションも兼ねた合宿が続きました。
宮崎合宿にはFW21名、BK14名が招集され、FWメンバーの総キャップ数は208キャップ、BKメンバーの総キャップ数は121キャップで、ノンキャップで選ばれたのがFW9人、BK7人ということも注目の一つでした。特にFWは2015年、2019年W杯でキャプテンを務めたリーチマイケルが全体の半分近くである84キャップを占め、キャップホルダーであっても経験が少ないメンバーがほとんどでした。今回の結果を見ると、試合を重ねて海外の選手と対戦する機会を増やしていく必要があると感じたのではないでしょうか。特に、ジョージア代表との試合では、海外チームとスクラムを組む経験値が低いことから、力で崩され、試合にも影響が出てしまいました。ラグビーはコンタクトスポーツである故に、接点で圧倒されると勝つことが難しくなります。やはり接点でどれだけ戦えるか、それはパワーだけでなくスキルも必要とされるため、経験値が重要で、キャップ数というのは非常に注目する部分であると考えます。エディHCもそこは非常に重要視しているかと思います。ですので、今季就任してノンキャップメンバーにいち早く日本代表としての経験を積ませたいという意図を感じました。
今回の対戦は、北半球3チーム、南半球1チームということで、北半球のチームが多かったです。この時期に、イングランドのセットプレーとキックで崩してくる戦術、マオリ・オールブラックスの接点とアンストラクチャーからトライに繋げる能力の高さ、ジョージアのこだわりを持ったFWスクラムとモール、好調なイタリア代表のスピード感あふれるATなどを経験できたことは非常に大きかったのではないでしょうか。もちろん負けるよりも勝つことを求められていますが、今の日本代表のレベルを考えたら、勝敗よりも経験値を求めているのではないかと感じました。大学生の矢崎を使い続けたことや、ノンキャップメンバーを毎試合起用していたこともそうですが、2027年のW杯を見据えると今選ばれているメンバー、そしてU20世代が日本代表にどんどん招集されていくことが求められてくると思います。
エディHCが掲げている「超速ラグビー」。場面場面で、超速ラグビーを意識した戦術なのかと感じましたが、まだ接点での攻防で前に出られず、攻めることを慌ててしまった場面もありました。ただ、スピードこそが日本が世界に勝てるスキルであるとオニギリも感じています。この精度をどれだけ上げられるか。次は8月25日に行われるパシフィックネーションズ初戦、カナダ代表との試合になります。世界ランキング21位のカナダも徐々に力をつけてきており、次戦が楽しみです。
以上、今回のオニギリ's eye!!いかがでしたでしょうか?
日本のラグビーは夏合宿シーズンとなり、菅平高原を中心に各地で合宿が行われています。
高校ラグビーでは7人制全国大会が行われ、桐蔭学園が5大会ぶり2度目の優勝を果たしました。春新人大会では関東王者になれなかったものの、その後6月に行われた関東大会で優勝し、今回7人制でも結果が出ました。
大学ラグビーは、関東の春季大会は帝京大学、関西では京都産業大学が王者となりました。夏合宿を経て秋の公式戦が始まります。今年の大学チャンピオンはどこになるのか。次回以降のコラムで特集したいと思います。
さぁ暑い日が続いており、ラグビーの熱さもどんどん増してきますね!
今週もワクワクが止まりません!!
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