【西武ライオンズ 今日の見どころ】源田 自身の月間安打記録に どこまで迫れるか  

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チーム・協会
【これはnoteに投稿された西武ライオンズ 今日の見どころを制作する会さんによる記事です。】

● 源田 自身6回目となる月間30安打をマーク

【31日◇マリーンズ-ライオンズ13回戦(ZOZOマリン)18:00】
スコアの上では接戦ながら、守りのミスを連発。最後は千葉ロッテマリーンズの劇的勝利の引き立て役に終わったライオンズ。開幕からのマリーンズ相手の連敗は12に伸び、借金は今シーズンワーストの33となった。

そんななかで、あえて明るい材料を探すと、今シーズンマリーンズ相手に4得点以上したのは、きのう(30日)が初めて。1試合15安打は、開幕2戦目の3月30日東北楽天ゴールデンイーグルス戦と並ぶ、今シーズン最多タイだった。

なかでも1番打者の源田壮亮は3安打して、今月だけで3度目の猛打賞をマークした。シーズン序盤から続いていた打撃不振から、完全に抜け出した感がある。

今月の源田の月間打率は.357。1試合を残して、すでにヒットの数は30本に達している。30日終了時、今月30安打しているパ・リーグの打者は、源田ひとりだけだ。
源田が月間30安打するのは、今回が6回目になるのだが、今月はオールスターゲームの兼ね合いで試合数が少なかった。その点を踏まえれば、自身のキャリアのなかで、最も高い確率でヒットを量産した1ヶ月間になっている。

源田自身の月間最多安打は、2020年9月に記録した36安打だ。さすがにきょう1日で、この数に並んだり超えたりすることは難しいが、もし2本以上ヒットを打つと、今月のマルチ安打の回数が11回となり、19年4月と並ぶキャリア最多タイになる。

3安打以上して月間4回の猛打賞となると、こちらは20年9月と並ぶ、やはりキャリア最多タイとなる。

【西武ライオンズ 今日の見どころを制作する会】

今月最後の1試合、源田が自身の月間記録に、どこまで迫れるだろうか。

●ライオンズ育成出身外国籍選手 初本塁打なるか

ただ、これほど1番バッターが出塁しているのに、今月の源田は7得点。つまりホームに、7回しか還ってきていない。いまに始まった話ではないが、出塁と得点が結びついていない。

そんななか、25日に支配下登録されたばかりのアンソニー・ガルシアが、1軍初出場して2安打1打点。来日最初の試合でマルチ安打&打点をあげた外国籍選手は、ライオンズでは20年のスパンジェンバーク以来。まずまずのデビュー戦となった。

過去ライオンズの外国籍選手のなかで、育成契約で来日して支配下登録されたのは、13~14年に在籍したアブナー・アブレイユひとりだけ。

このアブレイユは出場2試合目だった14年5月24日の東京ヤクルトスワローズ戦で、5打数4安打3打点と華々しい活躍をしたのだが、そのバットから快音が聞かれたのは、この日が最初で最後。1軍で打ったヒットは、この4本だけだった。

そのため、ガルシアがホームランを打てば、ライオンズの育成出身外国籍選手による、初めての一発となる。

今シーズン、外国籍選手によるホームランは、アギラー、コルデロのふたりを合わせても、わずか3本。まだまだ未知数のガルシアだが、どこまでランナーを還す役回りをこなしてくれるだろうか。
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