上達するために必要なこととは何かを考える!その8「ドライバーの本当の平均飛距離を知る」
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……と聞かれたらどのように答えますか?
平均飛距離と聞かれて、見栄で最も飛んだ飛距離を答える人はいませんよね!
誰もができる限り飛ばしたいと思うと思います!
そのためか、練習場で周りを見ているとドライバーをかっ飛ばしている方が少なくありません。
ゴルフでは、ドライバー以外のクラブは使わないのではないか? と思うくらい、ドライバー中心に練習している方が多いですね!
この人達に「あなたの平均飛距離はどれくらいですか?」と聞いてみたいと思います。
どんな答えが返って来るでしょうか?
コースの実戦ラウンドで考える平均飛距離とは?
では、ここからが本題です。
ドライバーの平均飛距離はどのように考えるのが正しいでしょうか?
さまざまな考え方があると思いますが、私は次のように考えます。
これまでのこのシリーズで、シニアプロにレッスンを受けたことをお話しました。
その時に言われたことですが、ドライバーはフェアウェイに持っていくことが望ましいが、ラフであっても2打目がちゃんと打てる場所にあればそれで良し。
それがドライバーの許容範囲だ、という教えでした。
逆に言えば、2打目がちゃんと打てない場所に打っては駄目だということになります。
そして、ドライバーの平均飛距離は、ちゃんと打てるところに行った球の平均だとも教えられました。
平均飛距離の算定式は?
◆すべてのドライバーショットがフェアウェイでもラフでも、2打目が打てるところに行けば平均飛距離にカウントするが、OBになったら、平均飛距離は0ヤード(y)となり、どんなに飛んでもカウントしないということです。
◆一般的にドライバーを14回使うとします。
◯200y程度飛ぶ人がOBを打たずに終われば……200y×14回=2800y÷14回=200y
◯230y飛ぶ人が2ホールでOBを打ったら……230y×12回=2760y÷14回=197y
◆つまり、平均飛距離230ヤードと言っているあなたの実戦での平均飛距離は、飛ばないと言っている方の200ヤードを下回る197ヤード程度だということになるのです!
◆さらに、林に入れたホールは0ヤードとしたらもっと平均飛距離は下がります!
平均飛距離を伸ばすために必要なこととは?
それ程飛ばない人でもアプローチとパターでカバーしていいスコアで上がる方はたくさんいます。
ドライバーが飛ぶことは間違いなくアドバンテージにはなりますが、それがゴルフのすべてではないということです。
さて、ドライバーの平均飛距離を伸ばすためには? の正解はもうおわかりですよね。
平均飛距離を伸ばすためには、
◯ドライバーを次打が打てないところまで曲げないこと
◯次打をちゃんと打てるところに打つこと
です。
「なあんだ! そんなことはわかっているよ、それができれば苦労はしない」という声が聞こえて来そうですね。
でも、わかっていると言ったあなたはやはり飛ばしたいという思いが強くて、力んだ結果林に入れたりOBを打っているのです。
それでは、平均飛距離も伸びないし、いいスコアで上がることもできないのではないでしょうか?
さあ、いかがでしたか?
平均飛距離を伸ばすために必要なことが確認できたら即実践で取り組んでください。
そして、それがスコアアップにもつながりますよ!
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