【柏レイソル】新加入垣田裕暉がレイソルにもたらす力「2024Reysol Report Vol.14」
【©️KASHIWA REYSOL】
垣田もまた、レイソルのスタイルには良いイメージを描いているようだ。
「レイソルのサッカーは、自分が思っていたとおりのイメージ。クロスがたくさん上がってくるので、それは自分の得意な形の一つ。クロスからの得点というイメージが、ものすごく湧いてくる」(垣田)
ジエゴとは、徳島ヴォルティス、サガン鳥栖で、ともにプレーした経験があり、過去にもジエゴのクロスから何本も得点を決めた実績がある。「ジエゴはどんどんクロスを上げてくれるので、自分も躊躇なく飛び込んでいける」と、垣田自身がそのイメージを語っていた。
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「彼自身がボールを受けることを嫌がらない。体の使い方も上手いので、多少アバウトなボールを付けても収めてくれますし、タメを作って攻撃のワンクッションになるというイメージがあります。それ以外にも、背後への抜け出しも特長なので、そこもチームとして活かしてあげたいと思います」(白井永地)
さらに、レイソルのサッカーにおいて生命線となる前線からの守備がある。
「チームのために献身的に走ってくれる選手です。途中から入ってきたとしても、もう一段階守備の強度を上げてくれたり、試合終盤になってもサボらずに顔を出し続けてくれたり、そういうところを90分通してやり続けてくれる」(古賀)
井原正巳監督も「攻守においてチームに貢献できる選手。高さ、スピード、運動量、得点感覚、全てを兼ね備えている」と大きな期待を寄せる。
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垣田も、これから中断期間中のトレーニングを通じて、徐々にレイソルにフィットしていくことになると思うが、彼自身の得点力がレイソルの新たな武器としてチームに備わることに加え、サヴィオ、小屋松知哉といったテクニカルな選手との連携や、木下康介と組むツインタワー、さらにはパリから戻った細谷と2トップを組んだときなど、様々な相乗効果が期待される。
【文】柏レイソルオフィシャルライター:鈴木潤
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