【ガンバ大阪】上位追撃へのリスタート。アウェイで敗れた教訓を生かし、横浜F・マリノスに勝ちに行く

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【ⓒGAMBA OSAKA】

勝てば首位浮上の可能性もあった町田戦は先制に成功しながらも、痛恨の逆転負け。10試合ぶりに敗戦を喫したガンバだが、雨中の中でサポーターから送られた熱いコールは間違いなく指揮官と選手の胸に響いている。「ホームで試合が出来るし、強い自分たちを表現できる最高の舞台なのでもう一回勝つ流れに持っていく」とポヤトス監督が言えば、一森も「上に食らいついていくためには絶対に勝点3が必要な試合になる」と力を込める。
上位との連戦は一旦区切りを迎えたが、首位との勝点差はわずかに5。一方で上位をめぐって僅差で順位が並んでいるだけに、ガンバとしては今まで通り、一戦必勝のスタンスで目の前の試合に集中するのみだ。

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ホームでの仕切り直しとなる横浜F・マリノス戦は、ゴール前の攻防が大きなポイントになる。
「横浜F・マリノスは今、下位にはいるが素晴らしいチーム。簡単ではなく、難しい試合になる」(ポヤトス監督)。アウェイの戦いでは0-2で敗れたものの、ガンバが放ったシュートは相手を倍近く上回る21本。ハイラインを採用し、攻撃的に挑んでくる横浜F・マリノス相手だけに鹿島戦や町田戦とは異なる展開になりそうだが、必要になるのは自陣ゴール前の耐久力と、相手ゴール前での勝負強さである。前線からガンバが効果的にビルドアップを封じたとしても、アンデルソン ロペスや宮市、ヤン マテウスら前線のアタッカーに何度かボールが入る瞬間はある。
相手の特徴を知り尽くす一森も「最後はお互いのボックス対ボックスの戦いになる。どれだけ相手がチャンスを作ろうと、僕らが凌いで逆に決め切ればいい」と力を込める。
アウェイで敗れた当時と異なり、山下も完全フィットし攻撃の陣容に厚みが増しているガンバだけに、粘り強く横浜F・マリノスゴールをこじ開けるのみだ。絶好調のウェルトンだけでなく、それぞれに強みを持つアタッカーを生かすべくポヤトス監督も「選手に信頼を置いている」と力を込める。

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一方、一昨年の王者、横浜F・マリノスもパナソニックスタジアム吹田に強い気持ちで乗り込んでくるはずだ。ACLの日程によって延期されていた鳥栖戦を3日に戦い、0-1で敗戦。4シーズンぶりに3連敗を喫しているが、ACLでも決勝に進出した地力はやはり、侮れない。
10連戦の8試合目に加えて、中2日の連戦だけにフレッシュな顔ぶれを起用してくる可能性もあるが、ボールを動かすそのスタイルに変わりはない。

順位こそ12位だが、得点数31は前節終了時点でリーグ5位。とりわけ注意が必要なのは前線の強力なアタッカー陣である。アウェイの対戦時にもガンバが優位に試合を進めながら、現在12得点をマークしているアンデルソン ロペスの個の力にゴールを許しているガンバだが、特に警戒したいのは3得点4アシストをマークしていヤン マテウスの存在だ。
「いい試合の入りをして先制点を取って、ゲームの主導権を握る展開に持ち込みたい」(一森)。
サポーターの声援を後押しに、キックオフの瞬間からガンバがギアをトップに入れる。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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