<国内男子ゴルフ>清水大成も秘めた思い「悔しくない、は違うと思う」後輩と日本タイトル戦でのV争い

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【©JGTOimages】

■PGA主催「第91回日本プロゴルフ選手権大会」 7月4日ー7日/ 富士カントリー可児クラブ志野コース(岐阜県可児市)7164or7201yard・par71or72 ▼ 5日大会2日目

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3人とも初日の首位を守って決勝へ。

清水大成(しみず・たいせい)も17番のイーグルで、午後から杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)に追いついた。

4番アイアンを持った250ヤードの2打目は高弾道で舞い上がり、ピン横2メートルでピタリと止まった。
そのあと、すぐ蟬川泰果(せみかわ・たいが)が17番で入りかけの2打目を放ち、3人並んで決勝へ。

清水も蟬川や杉浦同様、三者三様秘めた思いがある。

杉浦は、日大の3つ後輩で、清水が4年時に入部してきた。
「入ってきたときからうまかった」と、一目置く後輩が、快挙を達成したのは昨年。

11月のダンロップフェニックスで杉浦が、史上7人目のアマ優勝を達成した際、清水もその場にいた。
祝福に駆け付けながら「悔しくない、というのは違うと思う」と、当時の心境を打ち明けたが、内心思いをぶつけたのは、杉浦にではなく自分自身だ。

【昨年のダンロップフェニックスで杉浦を出迎えた清水(左)】

自らもアマ時から、幾度もチャンスを迎え、プロ入り後も4季目のいままだ、優勝には届いていない。
「自分が勝ててないことに悔しいです」。

2年前から正式に指導を受ける内藤コーチと取り組んできたドローからフェードへのスイング変更も成果を見せている。
初メジャーの全米オープンから帰ってすぐの初タイトルで一気に払拭する。
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