<国内男子ゴルフ>29歳の松原大輔が逆転優勝(QT前哨戦)

チーム・協会

【プロ9年目の松原が優勝しました】

※リンク先は外部サイトの場合があります

茨城県会場を制したのはプロ9年目の29歳だった。

松原大輔(まつばら・だいすけ)が、8月から始まるQT計4ステージの前哨戦「SMBCモビットQTチャレンジ」の第2戦で優勝した。

4日に、ロックヒルゴルフクラブ(茨城県)で行われた最終日を2打差の5位から出て、ボギーなしの7バーディ「65」。2打差をつける2日間通算13アンダーで逆転し、「自分のやりたいゴルフができた」と、喜んだ。

2016年にプロ転向し、2017年にABEMAツアーで2勝を飾り、2018年から2年続けて賞金シードに挑んだが、2年続けて惜しくも昇格には至らなかった。

2021年以降は「体調が悪いわけではなかったが、しっかり戦える状態ではなかった」と、昨年のQTはセカンドステージで敗退。
「がけっぷちのつもりで取り組んできた」という今季は、この1勝でファーストステージが免除され、ファイナルまで残り3ステージで復活の糸口を手繰っていきたい。

昨年2月から、母校・日大のゴルフ部コーチに就任。
「今までいい報告ができていなかったので、よかったです」。
後人にも背中で見せる大チャンスを得て「これから少しずつ、自分本来のプレーや自信を取り戻していければいい」と、気合が入った。

「SMBCモビットQTチャレンジ」
翌年のツアー出場権をかけた予選会「クオリファイングトーナメント(QT)」の前哨戦。
本大会の優勝者は、ファイナルQTを含めて全4ステージあるうち、ファーストステージが免除され、セカンドステージから出場できる。
JGTOが発足した1999年からスタートしたQTは、そのファイナルステージで過去にデビューして間もない近藤智弘(こんどう・ともひろ)や、現在は選手会長としてツアーを引っ張る谷原秀人(たにはら・ひでと)や、今年2月の欧州・DPワールドを初制覇した星野陸也が(ほしの・りくや)らが優勝しており、レギュラーツアーや、ABEMAツアーへのまさに最初の登竜門。
2018年からは、株式会社SMBCモビットより手厚いサポートを受けて行われ、さらに2021年から始まった本大会は、そのQTにも出場機会に恵まれない選手のために発足された、まさに“頑張る人を応援するトーナメント”。
先週は、岡山県の山陽ゴルフ倶楽部で行われ、新人の大石敦也(おおいし・あつや)が優勝していた。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

一般社団法人日本ゴルフツアー機構(JGTO)が運営する公式サイトです。 男子プロゴルフツアーの大会スケジュールや試合のLIVE速報、試合結果、選手のランキングデータの情報はもちろん、各試合の最新ニュースやトピックス等をお届けします。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント