【BOATRACE】G2児島MB大賞 2日目ドリームは新田雄史がしのいで逃げてオール2連対

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 ボートレース児島の「G2モーターボート大賞 児島のまくりキング決定戦」は3日、開催2日目を終了。この日のレース傾向は逃げが8回と多かったが、まくり差し2回、差しとまくりも1回ずつ。高温多湿の条件ながらも前検から初日、2日目とモーターの回転が徐々に上がってきて、決まり手も多彩になってきた。

 2日目12Rの「2ndドリーム」は、速いスタート合戦になり、コンマ11で6番手のスリット通過だった新田雄史(三重出身・三重支部39歳)【冒頭の写真】が伸び返して1コースから先制。初日4着2本だった湯川浩司が2コース差しで踏ん張り2着、3着には最内を差し伸びた河合佑樹が入り、3連単1-2-6は3740円の16番人気だった。

 勝った新田は「スタートは難しいですね。出足はまずまずかなと思いますが、行き足から伸びは全く余裕がないので、水面のおかげかと思います。モーター的にも回転が出ないのでしのぐ形になります」と現状を語った。3日目は8R6号艇、12R3号艇の2回走り。持ち味の巧みなハンドルワークで着をまとめてくるか。

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 地元の森定晃史(岡山出身・岡山支部41歳)【写真上】が2日目2Rで1コースからコンマ07のトップスタートで逃げ切り、シリーズ2勝目。「勘どおりにスタートは決まりました。初日から思ったより足が良くて、レースにいくといいですね。(岡山支部で)しっかり盛り上げていきます」と笑みを浮かべた。3日目は4R3号艇、12R4号艇。特に好調メンバーがそろった後半12Rは新田や上野真之介、永井彪也らとの対決に注目が集まる。

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 森定と同じく地元の入海馨(岡山出身・岡山支部28歳)【写真上】も、ここまで1・5・3号艇に組まれて1・2・2着と好調。2日目10Rでも行き足から回り足にスムーズさがあり、最後は勝った渡邉翼に迫る勢いだった。入海の3日目は5R6号艇の1走。6コース回りだろうが、決して侮れない存在だ。

<児島 3日目 12R 予選>
1枠 上野真之介(佐賀・佐賀)
2枠 永井 彪也(東京・東京)
3枠 新田 雄史(三重・三重)
4枠 森定 晃史(岡山・岡山)
5枠 松尾 昂明(福岡・福岡)
6枠 佐々木完太(山口・山口)
※()内は出身・支部の順

 ここまで3・3・2着の上野真之介に待望の1号艇。ここはしっかり逃げて白星をつかみたい。2コース永井彪也は2・1・2着と安定感は上々、しっかり差してバックストレッチの伸び勝負に活路を見いだす。波乱があるとすれば4コースカドの森定晃史だろう。地元らしいダッシュ攻勢で見せ場をつくろう。
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