びわこG3第11回イースタンヤングは16日開幕 センターの鬼!吉田裕平
大阪以東9支部に属する30歳未満のヤングレーサーの戦いの覇者には、9月に桐生で開催されるプレミアムG1ヤングダービーの優先出場権が与えられることになっている。
1号艇 宮之原輝紀
2号艇 小池 修平
3号艇 上田 龍星
4号艇 関 浩哉
5号艇 野中 一平
6号艇 井上 忠政
以上6人が優勝争いの中心となる初日12Rドリームメンバーだが、中でもヤングダービー4優出V1の関浩哉が筆頭格。2018年9月、第5回大会のG1ヤングダービー(浜名湖)がデビューからの初優勝だったこともあり、一躍注目を集めたものだった。
2022年5月津の周年記念優勝や、今年1月のプレミアムG1ボートレースバトルチャンピオントーナメント(大村)での栄冠を含め、その後の活躍はいうまでもない。
イースタンヤングは、2019年優出3着、2020年優出4着、2021年優出2着、2022年優出2着、2023年優勝と実績十分。2連覇をかけてびわこにやってきた。
こうしたドリームメンバー以外にも、G1V2としている板橋侑我のほか、中島秀治・澤田尚也・香川颯太の地元勢、さらに今年V5としている豊田健士郎、2020年最優秀新人の前田篤哉、さらに来期A1級初昇格を決めている大豆生田蒼など、レベル高き大会となること必至である。
3コース1着率28.2% 3連対率69.2%
4コース1着率29.5% 3連対率81.8%
まさに「センターの鬼」である。
これまでファンの間では「赤の吉田裕平」と言われてきたが、今は「青の吉田裕平」と称しても過言ではないデータがここにある。
つまり、十八番の「3コースまくり差し」に加え、「4コースの自在戦」を武器にするようになっており、投手でいえば、新しい球種を手に入れたのと同じ。幅が広がった分、対戦相手にとって厄介な存在になっているのだ。
びわこ初戦は1R4号艇と絶好枠が与えられた吉田裕平。その戦闘力を注視したい。
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