5月1日は学校でいえば新学期 高橋竜矢はA2、中亮太はA1に…

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【(C)BOATRACE 中 亮太】

ボートレース界は2学期制。5月1日と11月1日が始業式の日だ。そこから半年間の成績で級別が決まる。規定出走回数を上回っていることを条件に、勝率上位20%がA1、その次の20%がA2、さらに50%がB1で、それ以下がB2にランク分けされる仕組みである。
ちなみに、2023年11月1日から2024年4月30日の間で集計される2024年後期のA1ボーダーは6.23。A2は5.43となった。登録番号5000番台の主軸の1人、高橋竜矢(登録番号5015・広島支部26歳)【写真下】は勝率5.95となったため、3期続けていたA1からA2陥落が決まった。つまり、仕切り直しとなるのだが、B2落ちの可能性もあったことを思えば決して悲観するような事態ではない。というのも、事故率が0.69だったからだ。

【(C)BOATRACE 高橋竜矢】

事故率とは事故点を出走回数で割った値のこと。規定では0.70を超えるとB2となるが、高橋竜矢のケースは以下のとおりだ。
66÷96=0.6875≒0.69
ギリギリセーフだったのだ。
フライング休みのため、しばらくあっせんは入っていないが、今後の走りに注目したい。

【(C)BOATRACE 中 亮太】

反対に、A2からA1に上がった5000番台の代表格が中亮太(登録番号5029・福岡支部26歳)【冒頭の写真とすぐ上の写真】。高橋竜矢の1期後輩にあたる122期生だ。対象期間勝率は7.06。自己最高をマークし、3期ぶりのA1復帰を果たしている。

デビュー当時から勢いのあるレースぶりでファンを魅了してきたが、さらにスタート力が加わったことで強さがアップしているのが中亮太。平均スタートタイミングコンマ11はSGクラスに少なくないが、平均スタート順1.9は類を見ず、全選手の中でもトップの切れ味。驚異的なスタート力である。

その中亮太の次なる参戦は5月5日からの福岡一般戦。レースの主導権を握る存在として注目したいものだ。
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