リコーブラックラムズ東京が聴覚障がい者向けサービスを試合会場で導入。デフスポーツ体験も実施。
溢れる情報の中で試合に関するものを見つけ、さまざまな交通手段でスタジアムにお越しいただき、飛び交う情報を把握して・・・
世田谷区をホストエリアとするラグビーチーム、ブラックラムズ東京では、ラグビーを通じて少しでも多くの方に活力と感動を与えるべく、行政や各種団体との取り組みを増やしてきました。
2024年3月にはホストエリア・世田谷区と協力して、2024年4月1日に施行された「世田谷区手話言語条例」のPR動画を制作、公開いたしました。
また、ブラックラムズ東京はチームバリューのひとつに、「Beyond 人種を、世代を、想像を超えていく」を掲げています。こうした背景から「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」への第一歩として聴覚障がい者向けサービスを実施することになりました。
取り組みに共感いただいた皆様のご協力のもと、2024年4月6日(土)開催のNTT JAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2023-24 第12節 ブラックラムズ東京vs横浜キヤノンイーグルス戦にて、「Pekoe」を導入し、スタジアムMCの音声をリアルタイムでテキスト配信することで、聴覚障がいを持つ方々にも観戦を楽しんでいただきました。
Pekoe(ペコ)の実際の画面 【リコーブラックラムズ東京】
場内アナウンスやルール解説が表示され、状況をリアルタイムに把握することができます。 【リコーブラックラムズ東京】
一般社団法人日本デフ陸上競技協会様のブースでは、スタートランプ体験を行っていただきました。スタートランプとは、デフリンピックなど聴覚障がいを持つアスリートのみが出場する陸上競技会で、スタート時の出発音の代わりに用いられる、発光してスタートを知らせる装置です。
ブラックラムズ東京と横浜キヤノンイーグルスの選手も対決方式でスタートランプを体験し、耳が聞こえない中での競技の面白さを感じました。
スタートランプによるスタート 【リコーブラックラムズ東京】
専用機器を用いた、外からの音が聞こえない中でのラグビー 【リコーブラックラムズ東京】
これらの取り組みが、「誰もが楽しめるラグビー観戦環境」や、ひいては多様で包括的な社会のための一歩になればと願っています。
リコーブラックラムズ東京では、5月5日のホスト最終ゲームでも、聴覚障がい者向けコミュニケーションサービスPekoe(ペコ)を導入予定です。
ぜひ試合にお越しいただき、多くの方に迫力満点のラグビーの試合を楽しんで頂けますと幸いです。
※リンク先は外部サイトの場合があります
5月5日は黒羊の祭典! 【リコーブラックラムズ東京】
聴覚障がい者向けコミュニケーションサービスPekoe(ペコ)
専用アプリをダウンロードし、記録開始を実行するだけで文字化することが可能。共有URLを発行すれば、複数人でPekoeを利用することができる。表示されたテキストに間違いがあっても、リアルタイムで修正が可能。
※リンク先は外部サイトの場合があります
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聴覚障がい者向けコミュニケーションサービスPekoe(ペコ) 【リコーブラックラムズ東京】
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