【BOATRACE】菊地孝平が圧倒的な速攻逃げでマスターズチャンピオン初出場・初V! 鳴門

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 ボートレース鳴門のプレミアムG1「第25回マスターズチャンピオン」(優勝賞金1300万円)は、21日に優勝戦が行われた。最終日は8Rぐらいから雨となり、風は微風。12Rは追い風1メートルのコンディションで、1号艇の菊地孝平(静岡支部45歳)【写真4枚】が逃げ切り優勝。

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 2着は3コースから握った赤岩善生。また3着争いは寺田祥、谷村一哉、吉川元浩の3艇で大激戦となり、最終の2マークで寺田が競り勝った。勝ちタイムは1分47秒7で、今節全体では3番目の好タイム。3連単1-6-2は2280円の9番人気だった。

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 来れるものならかかってこい。そんな雄叫びが聞こえてきそうなスリットだった。進入隊形は5号艇の松井繁、6号艇の赤岩善生が前付けに動き、スタート展示同様の156/234。ただ、インの菊地はちょうど100メートル起こしと想定内。マスターズらしい進入の駆け引きはあったものの、菊地にとっては余裕のあるイン戦になった。それを象徴したのが、コンマ02の正確無比なトップスタート。他艇がコンマ20~23で全速通過を重視したのとは対照的に、菊地は質・タイミングともに満点のスタート。

 猛烈な伸びを誇った4コース寺田祥が出ていったが、3コース赤岩善生に止められ、まくるまでには至らず。そのせめぎ合いをよそに、インから先マイした菊地はすでに独走態勢を築いていた。

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 勝った菊地は「緩い進入より、100メートル辺りから起こす方がスタートしやすいと思っていました。昨年は井口佳典選手の優勝を見てカッコ良かったので、優勝できてとてもうれしいです。スタートはちょっとだけ放ったんですが、ほかの方々に(重圧をかけられて)行かされましたね。モーターは、朝イチはこれでいけると思ったのですが、6R終了後に舟を降ろしたら、出力が落ちていたので調整。なんとか合わせることができました。年末のグランプリに向けてかなり流れが来ていると思うので、このまま突っ走りたいです」と喜びを語った。

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 菊地は4月前節の児島周年に続き、G1を連続制覇。通算では17回目のG1制覇となった。また、今年は正月浜名湖、2月多摩川の一般戦2回を含めて優勝4回。今年の獲得賞金は4984万円となり、トップ毒島誠に次ぐ2位をキープした。次走は4月25日から地元浜名湖のGW開催に参戦する。

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