早大ラグビー蹴球部 新入部員40名が新たなスタートをきる!

チーム・協会
入部式 4月7日 早大・東伏見キャンパス
【早稲田スポーツ新聞会】記事 村上結太、写真 西川龍佑

 暖かい日差しが差し込む早大・東伏見キャンパスにて、入部式が行われた。選手35名、スタッフ5名の計40名の新入生が早大ラグビー蹴球部へ入部を果たした。会場には2年生以上の部員や関係者各位も集まり、新入生の入部を祝した。

 開式にあたって新入部員40名全員が順に決意表明を行った。最初は淺沼大智(文構1=埼玉・早大本庄)が挨拶を行い、その後も早大学院や早実、3年前に創部したばかりの早稲田佐賀など附属校、系属校出身の新入部員が多く見られた。また、昨年の全国高等学校ラグビーフットボール大会(花園)で躍動した選手も多数入部し、日本一への強い思いを語った。高校日本代表に選出されていた服部亮太(スポ1=佐賀工)は「早大ラグビー蹴球部の一員として自覚と責任を持つ」と真剣な眼差しで述べた。最後は高校日本代表主将を務めた城央祐(スポ1=神奈川・桐蔭学園)が「『荒ぶる』の為にチームに貢献します」と新入部員全員の意気込みを総括した。その後、恩藏直人(昭和57商卒)部長や早稲田ラグビー倶楽部の寺林努(昭和57卒)副会長が新入部員に対して期待の挨拶を述べた。続いて、壇上した大田尾竜彦監督(平16人卒=佐賀工)は「早稲田ラグビー『らしさ』」について強調し「自分たちで考える、主体性を持ってほしい」と新入生にエールを送った。式の最後にはJAPAN・XV(ジャパン・フィフティーン)に選出され、サモア遠征に参加している佐藤健次(スポ4=神奈川・桐蔭学園)主将に代わって、宮尾昌典(スポ4=京都成章) 副主将が今年度のチームスローガンを発表し、部歌の『北風』を新入部員とともに斉唱し、入部式を締め括った。

新入部員代表挨拶で意気込みを語る城 【早稲田スポーツ新聞会】

 今年度も、さまざまな経歴を持った個性の光る選手が早大に集まった。決意表明では多くの選手が赤黒ジャージーへの憧れを語ると同時に、『荒ぶる』への覚悟を示した。これから4年間で得る多くの経験がきっと、さらに自身の人間力やプレーを大きく成長させてくれることだろう。総勢158人と、チーム内競争はさらに激化する。佐藤主将率いる早大ラグビー蹴球部は今シーズン、どんな戦いを繰り広げてくれるのか。『日本一』奪還に向けて、チーム佐藤はついに始動したのである。
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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