G1児島キングカップは7日が予選最終日 「事情…」乗り越えホワイトシャークが奮闘中

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE 白井英治】

ボートレース児島の「G1児島キングカップ開設72周年記念競走」は7日が予選最終日。準優勝戦の枠番が決まる日だ。
3日目終了時点の得点率上位、1位~10位は以下のとおりとなっている。

河合 佑樹 8.00 (4日目8R4号艇と12R6号艇)
森高 一真 7.60 (4日目10R6号艇)
白井 英治 7.60 (4日目8R3号艇)
宮地 元輝 7.50 (4日目5R2号艇と9R5号艇)
中島 孝平 7.50 (4日目1R6号艇と9R2号艇)
茅原 悠紀 7.25 (4日目4R6号艇と12R4号艇)
桐生 順平 7.20 (4日目12R1号艇)
上平 真二 7.00 (4日目12R2号艇)
大池 佑来 6.80 (4日目4R2号艇)
峰  竜太 6.80 (4日目10R2号艇)

【(C)BOATRACE 白井英治】

「いま、事情があって絶不調です」とオープニングセレモニーで語った白井英治だが、すでに予選突破の当確ランプをともすなど決して絶不調ではない。では、その「事情」とは何か本人に確認すると、「事故点です」と率直に話してくれた。

選手は成績によって級別が変わるが、2024年後期級別の対象期間は昨年11月1日から今年4月30日までの半年間。4月6日時点での白井の勝率は7点を軽く超えておりA1維持に支障はないが、問題は現在0.63の事故率である。ちなみに事故率とは「事故点の合計÷出走回数」で計算される。

規定では、事故率0.70以上でB2降格。参戦中の児島キングカップと4月16日から予定されている鳴門マスターズチャンピオンを事故なくクリアし、50期連続のA1を実現したいところだ。

仮の計算だが、児島と鳴門を合わせ残り12走だとすると、半年間の出走回数は102。事故点を71点以内に抑えれば0.70以下となる計算だ。
白井英治の現在の事故点が57であるから、今後14点を超える事故点は避けなければならない。参考までに、事故点の規定は次のとおりだ。

30点:優勝戦でのFL
20点:優勝戦以外でのFL
15点:妨害失格
10点:選手責任の失格・欠場
2点:不良航法・待機行動違反
0点:選手責任外の失格・欠場

問いかけに対し、「状況は伝えておこうと思います。その中で戦うということです」と闘志をみせた白井英治。
ホワイトシャークの異名どおり、そうした苦しい状況をひとのみにしてクリーンなレースでファイナル進出にまい進することだろう。4日目の競走に注目したい。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント