【スノーボード】全ての経験を人生の糧に 第4回ユースオリンピック冬季競技大会結果(2024/江原道)

チーム・協会

個人では村岡 大輔選手が7位入賞!チームクロスでも7位入賞の健闘をみせた

個人7位入賞の村岡 大輔選手 【全日本スキー連盟】

チームクロス1回戦を突破し、準決勝に進む村岡 大輔選手、石田 莉緒選手 【全日本スキー連盟】

第4回ユースオリンピック冬季競技大会(2024/江原道)のスノーボードクロス競技の日程が1月19日、20日で行われ、参戦した村岡 大輔選手(東松山SKI&SBRF)、石田 莉緒選手(開志国際高校)の2名の選手が出場しました。村岡選手は個人で7位入賞、石田選手は13位、チームクロスでは7位入賞という成績を収めることが出来ました。

各国の同世代のなかでどこまで戦えるか自分の実力を知る絶好の機会となった両選手。各選手総当たりのヒートでレースを行った予選からも1位でフィニッシュしたりなど、選手たちのなかでも他の国の選手たちと対等に渡り合えたことは大きな自信となったと感じます。その反面、すでにワールドカップへ出場していたり、ヨーロッパカップで上位入賞をしている各国の選手を目の当たりにし、スタートセクションの動き方やロールセクションの縦の動きに対する身体の使い方、バンク内でのターン技術など、各国の選手達との技術差も実感したのではないかと思います。
国際大会で得る経験は選手たちにとってとても大きなものであり、まだこの先も続くシーズンの中で各々の課題に取り組んでいき、技術向上へ励んでいきます。
また、今回は競技だけでなく、”卓越・友情・尊重”というオリンピズムを学ぶ場として国際交流をすることも目的のひとつとして、選手たちはユースオリンピックが運営する教育プログラムにも積極的に参加することが出来ました。若い世代の選手たちにとってこのような機会を早く経験することは、これから先も海外で挑戦してしていくうえでとても大切であり、有意義な機会となりました。

選手たちのコメントは、以下の通りです。

石田選手『今まで滑ったなかで一番大きなコースで難しく感じましたが、自分の実力を出し切ってレースすることが出来ました。納得のいく結果ではありませんでしたが、貴重なレース経験が出来たのでこの経験を今後に活かしていきたいと思います。応援してくださった皆様ありがとうございました。』

村岡選手『この度はユースオリンピックという一生に一度の貴重な舞台で試合が出来たことを光栄に思うとともに、ここに来るまでに自分を応援していただいた方々に深く感謝したいと思います。今大会で自分は競技面で大きな経験を得るだけでなく、選手村での生活等で海外選手との交流や異文化に触れることで自分の世界を広げることが出来たと感じています。今回の経験を糧にこれからも競技力向上に向けて努力していきます。』

ユースオリンピック開会式の様子 会場で観た景色は選手たちにとって鮮明に記憶に残ることだろう 【全日本スキー連盟】

この先の人生に活きる大きな経験をひとつ重ね、これからの更なる飛躍に期待したいと思います。

今後もJAPAN SBX Teamの応援よろしくお願いします!!



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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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