久保は途中出場、レアル・ソシエダは敵地でアンドラッチを0-1で下す

レアル・ソシエダ
チーム・協会

【©︎RealSociedad】

アンドレ・シルバの加入後初ゴールで国王杯2回戦を突破

 国王杯2回戦、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)はマジョルカに本拠地を構えるアンドラッチとアウェイで対戦した。5,000人収容のホームスタジアムはトップカテゴリーのクラブの訪問に大盛り上がり。ラ・レアルは100×63mと、ホームのレアレ・アレナよりも縦横5m、7m短い狭い人工芝のピッチでの戦いを強いられた。

 イマノル監督が大幅に先発メンバーを変えて臨んだこの戦いは控えメンバーやサンセ(レアル・ソシエダBの名称)所属の選手にとってはアピールの機会となった。ピッチコンディション、連携不足により見せ場を作ることができない中、この日怪我から先発復帰となったA・シルバがヘディングシュートを放つシーンが何度か見られた。一方、4部所属のアンドラッチは怪我人を出しながらも、ボール保持率75%の格上相手にしっかりと耐え、前半をスコアレスで折り返す。

加入後初ゴールを決めたアンドレ・シルバ 【©︎RealSociedad】

 後半、最初の絶好機をラ・レアルがものにする。右サイドのオドリオソラがA・シルバから受けたパスから鋭いグラウンダーのクロス。今夏加入後、度重なる怪我でここまで苦しできたポルトガル代表ストライカーがダイレクトにシュートを放ち、チームに先制点をもたらした。69分にはサディク、メリーノと共に久保が途中出場。終盤にはカウンターから右足で惜しいシュートを放つシーンが見られた。

 ホームのアンドラッチはホイッスルが吹かれるまで同点への執念を見せたが、追いつくことができず0-1で敗退となった。勝利したラ・レアルは年をまたいで引き続きラ・リーガ、CL、国王杯と3つの大会を戦うことが決定。次戦は12月9日、アウェイでの連戦が続く中、ビジャレアルへと乗り込み、ラ・リーガ第16節を戦う。
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著者プロフィール

レアル・ソシエダは1900年代初頭に創設され、2度のリーグ優勝と3度の国王杯を制したスペインの名門サッカークラブです。過去にはミケル・アルテタやシャビ・アロンソといった名選手がプレーし、2022年からは日本代表の久保建英が所属しています。

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