【BOATRACE】同じメモリアルメンバーの齊藤仁が石渡鉄兵を破る! 大江戸賞

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 ボートレース江戸川では、10日にお盆開催恒例の「第45回 大江戸賞」の初日が行われた。

 当地巧者の波乗り名手たちが集結した初日12R「江戸川選抜」は石渡鉄兵、齊藤仁、佐藤大佑、福来剛、大池佑来、永井彪也の6名で争われた。初日前半5Rでは2コースまくりで1着だった石渡が、ここは1枠イン戦でまさかのスタート仕掛け損じ。「行き足から伸びはいいけれど、スタートがしづらくて…」とコンマ28の立ち遅れ。

 この隊形で好展開を得たのはジカ外・2コースの齊藤仁。コンマ14の仕掛けから一気にまくって勝利を収めた。2着は差し込んだ福来剛。3着には2マークを差しさばいた佐藤大佑が入線し、3連単は2-4-3で1万3510円の44番人気だった。

 勝った齊藤仁(東京支部46歳)【冒頭の写真】は「徐々にいい方にいってますね。前検はスタートが全然届かない感じだったけれど、そこが合わせやすい感じになっていました。だいぶ上積みができました。ただ、ターンの部分は福来くんがなかなか離れていかない感じなのは気になった。まだ調整のやりようはあると思うので、このままペラを煮詰めていきたいです」と、パワー機65号にある程度の手応えは感じ取った様子だった。2日目は4、3枠の2走で、さらにポイントアップしてきそうな気配だ。次節には平和島代表として参戦するSGメモリアル(福岡)が控えている。

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 予選組では渡邉雄朗(東京支部37歳)【写真上】が4カドまくりとイン逃げで連勝。彼らしい攻めっぷりを見せて気を吐いた。「外周りの調整とプロペラもバチンとたたいて、スリットから先の感じはいいです。ただ起こしが重いので、手前の調整はいりますね」とレース後に機力を分析。

 確かにスローからの起こしに課題は見える内容だったが、ストレート系は「雄朗さんが出すぎです」とピット内でも評判を得るパワーだ。2日目はひとまず6Rの1回乗りで、ダッシュ枠の5号艇。ならば現状の足でも問題はない。強襲一撃に注目したい。

 そのほかでは伊久間陽優が1、2着、桑島和宏が2、1着と好内容のレースでアピールした。なお、前節・貫地谷直人がデビュー初優勝をした11号機で注目された馬場剛は初日3Rでまくり差し先頭かと思えたが、+01のフライングに散った。ただ初日後半7Rでインから逃げたように、パワー機は健在だ。
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