【ハピネッツ】新リムプロテクター、ロバート・ベイカーについて

note
チーム・協会
【これはnoteに投稿されたいこーるさんによる記事です。】
 ハピネッツな皆様、こんにちは。
 今年の竿燈まつりも終わりましたね。
 実は筆者は行ったことがないんですよね、秋田県民なのに(能代の不夜城も行ったことない)

 さて今回は秋田に加わる新たなゴール下の守護神、ロバート・ベイカーについて歴代守護神たちと比べてみました。

基本情報

契約リリース

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 なんとハーバード大卒です。
 スラムダンク奨学生のインタビューなどで、アメリカの大学はバスケも勉強も頑張らないといけないから大変、というような話をよく見るのでガチで頭良いんじゃないでしょうか。

ハイライトなど

こちらのnoteに新加入選手のハイライトなどをまとめています↓

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 ハイライトや試合映像を見ると、ダンクを決めてもあまり吠えたりせず、ブロックがファウルになっても悔しがるだけであまり審判に向かっていかない、落ち着いた選手だと感じました。
 外国籍に熱い男が二人(ザック、クロケット)いるので冷静なベイカーは性格のバランスとして良いのでは?
(落ち着いてプレイできるかは、日本の笛に合うかどうかに寄りそうですけど)

 オフェンスではフックあり、ミドルあり、3PTありという選手のため、ザックとプレーエリアが被ることは心配いらなさそうです。ザックがいるときはアウトサイド、クロケットがいるときはインサイドと柔軟に対応できそうな気がします。

 ディフェンスではガードついていけるだけのフットワークがありますし、期待しているであろうブロックは身長だけでなく手足も長いからか、相手のシュートが放たれる最後まで見極めてからベシッと叩くシーンがありますね。


 あとね、顔が良いです。顔が。
 彼、イケメンだと思いません?
 イケメンで超高身長、ハーバード大卒でバスケ上手いって天からいくつもらっていらっしゃるので…?





歴代守護神との比較

 ここから本題です。
 ベイカーを17-22シーズン所属のカディーム・コールビー(以下KC)、20-22シーズン所属のアレックス・デイビス(以下AD)の二人と比べていきます。
 KCは17-18(B2)、18-19シーズン、ADは20-21、21-22シーズンにブロック王獲得経験があります。


身長・体重

 まずはスタッツ以外の情報から比べていきます。

【いこーる】

 ベイカーはKC、ADと比べると身長は高いですが、細身です。

 KCはPF/Cなので彼よりも軽いのはわかりますが、ADよりも軽いとは…。
 Bリーグのインサイドは強力な選手が多いので多少の増量は必要かも?まあ、そこはチームと彼が決めるところでしょうけども。
 とはいえ、メインのCであるザックを休ませる時間帯も当然必要です(特に今季は激しいディフェンスをすると明言されている)ので、ベイカーがCを務める時間も出てきます。
 彼がCのときは起用とディフェンス戦術で簡単にパワー勝負をさせないようにしたいですね。前田HCの手腕に期待しましょう。


スタッツ

 ここからはスタッツを比較します。
 ベイカーは22-23シーズンにNBA下部のGリーグで残したスタッツを、KCは怪我する直前の19-20シーズン、ADは21-22シーズンのものを比較としています。

参照:ベイカーのスタッツ→ Robert Baker, Basketball Player | Proballers    KC、ADはBリーグ公式サイトから 【いこーる】

 PPG(平均得点)はあまり変わりませんね。
 前田HCがいつも言っていることですが、秋田は日本人が点を取るバスケを志向しているので大きな問題ではないかと思います。日本人選手たちの成長と自覚に期待しましょう。

 FG%はKC、ADより低いですが、3FG%が彼らより高いですし、表にはありませんが20-22の2年間は40%を超えています。3Pの確率が戻れば彼らと違う役割ができるかもですね。
 今季はチームとしてペイント内でのフィニッシュ力を高めたいと前田HCが話していましたので、日本人選手のドライブ→キックアウト→ベイカーの3Pみたいな形がオフェンスの手札に加わると思われます。
(せめてeFG%をお見せしたかったのですが掲載しているサイトを見つけられず断念。誰か知ってたら教えてください。)



 アシストはまだ成長途上という感じでしょうか?22-23シーズンがキャリア初の1越えでしたのでアシスト意識は高まっているかもしれません。
 日本人主体の秋田ではより高くなってもおかしくないかも?ハイライトにもザックのようにエルボーからカットインする選手への鋭いパス供給がいくつかあるので、ザックから学んで成長してほしいです。
 あとはターンオーバーの数を減らして、KC、AD以上のAST/TOを出してくれると嬉しいですね。



 そしてブロックはADが2度目のブロック王を獲った時と同程度の数字をGリーグで残しています。
 Gリーグの方がBリーグよりも全体的なサイズは上だと思いますし、そう考えるとこれ以上の数字を出しても不思議ではないと思います。
 それにスロヴァキア1部では1.8ブロックを記録していますので期待が持てそうです。
 新・ゴール下の守護神として申し分ない活躍を期待しましょう!


まとめ

 以上、ベイカーについて調べてみました。
 秋田としてペップ体制、前田HC体制以降は一貫して獲得しているブロックが得意な選手ですが、比較してみるとKC、ADよりも少しアップグレードした選手という印象を筆者は持ちました。
 昨季までの全体的なスタッツは二人と大差ないかもしれませんが、ベイカーはKC,ADよりも若いのでシーズン中の成長に期待できるのではないでしょうか?
 今季外国籍ユニットを組む二人のベテランから学んで頼りがいのある存在になってくれることを願っています。


 そして筆者の個人的な思いですが、ベイカーには今季結果を残して秋田に長く在籍してほしいです。

 Bリーグの強豪クラブを見ていると在籍歴、日本歴の長い外国籍選手、帰化選手を抱えていることが多いです。どちらも移籍してしまいましたが千葉Jのエドワーズ、宇都宮のスコットが良い例です。他にも昨季優勝した琉球にはクーリーやダーラム、ダンカンがいましたし、A東京にはロシターやサイズ、川崎にはファジーカスやヒースがいます。島根もビュフォード選手が今季で4年目になり、広島のメイヨ、エバンスも帰化を視野に入れる程度には長く日本にいます。
 こう見ると秋田が上に行くためには秋田の戦い方を熟知した外国籍の存在がきっと必要になると思うわけです。
 特に昨季は外国籍全員入れ替えという決断によりチームビルディングの面で苦労しましたし(それだけが原因ではないのは皆さんご存じの通り)、新しい外国籍選手に「秋田ってこういうチームだよ」と教えられる選手は絶対に必要です。
 今季はザックがその役割ですが、次はベイカーがその役割を担ってほしいです。

 ただ外国籍選手への指南役ならザックでもいいかもしれませんが、筆者が個人的にベイカーの長期契約が望む理由としては、「前田HCの25-26シーズンまでの新たな3年契約」が大きいです。
 「前田HCがもう3年指揮を執る」ということは前田HCの考えが大きく変わらない限り、KCのような、ADのような、ベイカーのようなリムプロテクターがもう3年は必要だと考えられる訳です。
 であるならば、そのような選手が長く在籍してくれればチームにとって大きいと思います。なによりベイカーは若く、25-26シーズン開幕前の段階でも28歳です。それくらい若く、将来性のある選手が秋田ノーザンハピネッツというチームを選んでくれたのですからぜひ来季以降も契約継続してほしいです。
 もちろんそのために一番大事なのは彼の今季のパフォーマンスであることは間違いないです。
 みんなで熱く応援し、彼の活躍に期待しましょう!





 以上で今回の記事は終わりとなります。
 いいねやコメントをもらえると嬉しいです。
 ここまでお読みいただきありがとうございました。次回記事は誰についてしらべようかな 。


筆者Twitter:@equal_5240

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