神戸ボウルでライスボウルの再戦が実現 パナソニックインパルスと富士通フロンティアーズが6月10日に神戸王子スタジアムで再び激突
神戸ボウルで再び対決するパナソニックインパルス(左)と富士通フロンティアーズ 【X LEAGUE】
今年の神戸ボウル(10日(土)14時キックオフ)はパナソニック インパルスが神戸市王子スタジアムに富士通フロンティアーズを迎えて開催される。この組み合わせは過去2年のアメリカンフットボール日本選手権ライスボウルと同だ。いずれも僅差で富士通が勝利を収めて日本一に輝いている。
日本のアメリカンフットボールの最高峰を争った2チームが再び火花を散らす。9月からの秋季リーグ戦を見据えた重要な一戦だ。
グリーンボウル決勝でMVPに輝いたパナソニックQB石内卓也 【X LEAGUE】
ランではミッチェルビクタージャモー、立川玄明、藤本拓弥といった強力なランニングバック(RB)陣に立教大出身の新人若月要が加わった。
守備では背番号を49から1に変更したラインバッカー(LB)の青根奨太、LB小西憂、ディフェンスライン(DL)清水澪寿らを中心とした堅い守りは健在だ。今春は計6つのインターセプトを記録しているなどパス守備も好調で、ジョシュア・コックス、ワイズマンモーゼス海人らに加え新人西田健人(立命館大)がバックフィールドを固める。
確実なタックルで守備を支えるパナソニックLB青根奨太 【X LEAGUE】
絶対的エースの髙木翼は今春はまだ出場がなく、大内勇と濱口真行の、ともに関西大出身の若手QBが司令塔を務めている。新人の濱口はノジマ相模原戦で被インターセプト4を喫して社会人リーグの洗礼を受けた形だが、それでも3つの得点ドライブを完結したことは自信になったはずだ。
OL臼井直樹(中央)のブロックの後ろでパスプレーを繰り出す富士通新人QB濱口真行(右) 【X LEAGUE】
レシーバーでは今年1月のライスボウルで逆転のタッチダウンパスキャッチをしたWR小梶恭平、CFLコンバインにも招待された新人宮澤稜(桜美林大)に注目だ。
守備でも若手の台頭が目立つ。ディフェンスバック(DB)阿部裕介やLB前野太一はタックル数でチーム上位にランクする。前野(太)と新加入のブロンソン・ビーティーはいずれも春季公式戦でインターセプトを記録している。こうした若手にDLジョー・マシス、DB井本健一朗、ライスボウルで2インターセプトをマークして勝利に大きく貢献したDB高岡拓稔らが加わって守備を固める。
サイズを生かしてパワフルなプレーを見せる富士通DLジョー・マシス(右) 【X LEAGUE】
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