【ラグビー/NTTリーグワン】自分たちのいるべき場所へ。生まれ変わったチームは集大成となる戦いに挑む<浦安D-Rocks>
チームの原動力は新キャプテンと、キャプテン経験者たちだ。まずは、今季からキャプテンを務める飯沼蓮。「キャプテンらしくしないことを意識してきた」。明治大学でキャプテンを務めていたころは、「キャプテンらしくなければならない」と自分を縛り付けていたが、いまのチームでは違う。「グレイグ(・レイドロー)や(金)正奎さん。キャプテンとしても選手としてもすごい人たちから、いろいろなアドバイスをもらいました。その中で、『周りを頼りながらも、まずは自分のプレーにフォーカスすることが大事だ』、と。それを意識して、楽しみながら試合に臨むようにしています」と胸を張る。
そして、新キャプテンを支えるキャプテン経験者たち。そのうちの一人、旧チームでキャプテンを務めていた金正奎は言う。「飯沼は、こちらからアドバイスすることがないくらい、素晴らしいキャプテンシーを持っています。(周りが)助けてあげたいと思わせるキャプテンですね」。
1シーズンで再びディビジョン1のステージへ、自分たちがいるべき場所へ戻ろう――。新キャプテン率いる新生チームが、リーグ戦の勢いそのままに目標達成なるか。シーズンの集大成へ、注目のカードの幕が開く。
(有働文子/Rugby Cafe)
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