あと一歩及ばず【カディスCF】
残留に向けて勝ち点3が欲しかったカディス
この日最初にチャンスを作ったのはホームのカディス。4分、右サイドからイサークがクロスを上げると、最後はソブリーノが左足で豪快なシュートをペナルティーエリア内から放つも相手ゴールキーパーの好セーブに遭う。カディスは持ち前の激しいハイプレッシャーからのショートカウンターを狙うが、オサスナもロングボールを有効活用しながらピッチを広く使いボールを保持する。32分、カディスは縦に速い攻撃から、ロジャーが右足でゴールを狙うが僅かに枠を捉えられず。36分、オサスナがこの日初めてののチャンスを作る。フリーキックから最後はガルシアがゴール目の前でヘディングシュートを放つもレデスマがセーブ。前半をスコアレスで折り返す。
後半は前半とはゲームが一転し、オサスナが主導権を握る。51分、オサスナはイバニェスがコーナーキックに合わせるが、レデスマが髪一発でボールを掻き出しチームを救う。57分、レデスマが今度は裏へのロングボールに対し、ペナルティーエリア外での見事なスライディングタックルでピンチを防ぐ。62分、ゴールから約25メートル離れた地点から、ルーベン・ガルシアが強烈な無回転シュートをゴールネットに突き刺し、オサスナが先制。ホームで負けられないカディスはクロスボールをオサスナゴール前に供給し続ける。終了間際にはオサスナのフォワード、エザルズリにレッドカードが提示され、数的優位にたったカディスはさらに攻撃に圧をかける。後半アディショナルタイムのコーナーキックの場面では、ゴールキーパー レデスマも前線へと上がり人数をかけた攻撃を展開したが得点を奪うことはできず。カディスにとってはホームで痛い敗戦となった。
カディスの次の試合は、5月1日21時キックオフ(日本時間)。バレンシアをホームに迎える。
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