大逆転での優勝!6年ぶり7回目のVリーグ優勝を決めたNECレッドロケッツ【V1女子/NECレッドロケッツ】

NECレッドロケッツ川崎
チーム・協会

6年ぶり7回目のV1女子優勝を果たしたNECレッドロケッツ 【NEC RED ROCKETS】

幾度もピンチを乗り越えてきたNECレッドロケッツが、4/22(土)国立代々木競技場第一体育館にて行われた《中央日本土地建物グループ presents 2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN V.FINAL STAGE FINAL》 において、東レアローズに3-2(25-23, 25-14, 20-25, 22-25, 16-14)で勝利し、優勝を果たした!

優勝を決めた瞬間 【NEC RED ROCKETS】

10月から開始され約6か月間闘い続けた2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN。この日の決勝が勝っても負けても最後となる。それぞれの場所からのクルーの熱気がこの集大成となる日にふさわしく、決勝戦の舞台がスタートした。

1セット目。
山内のスパイクが決まり試合がスタート。東レもエース#ヤナを中心にせめてくる。しかしNECもオフェンスの手をとめることなく、古賀のサーブでブレイク、さらにロングラリーを古賀のバックアタックで決め、島村も連続で決めていく。

気迫を込めながらも冷静に相手コートへボールを叩き込む アウトサイドヒッター / 古賀 【NEC RED ROCKETS】


ブロックで良いタッチを取ると、澤田がミドルを中心にコンビを使い、上野もクイックで決めていきリードを広げていく。

コートを広く使いスパイカーの良さを引き出すセッター / 澤田 【NEC RED ROCKETS】

どんな態勢でも得点を取りに行く ミドルブロッカー / 島村 【NEC RED ROCKETS】

得点を重ね、気迫を体現するベテラン / 島村 【NEC RED ROCKETS】

二枚替えで中川と廣田がコートに入ると、廣田のスパイクでチームを盛り上げるが、東レも攻撃が決まりだし徐々に点差が縮まり18-16となる。終盤、東レのサーブに崩され、流れを持っていかれそうになったところで、山内が代名詞でもある豪快なスパイクを決めていく。最後、さらに点差を詰められるが、山田の目の覚めるクイックで25-23。1セット目を先取した。

何度も苦しい場面で勢いを作り出してきたに前替えコンビ 廣田、中川 【NEC RED ROCKETS】

2セット目。
出だしから点数の取り合いが続く中、澤田が真ん中の攻撃を中心に攻撃を展開していく。6-6から山内が連続で決めて9-6とし、一歩リードする。
その後も島村や古賀が決め、12-8とリードしてテクニカルタイムを迎える。タイム明けも、山内のブロックで会場を沸かすと流れを完全に掴む。

相手のブロックをぶち破る アウトサイドヒッター / 山内 【NEC RED ROCKETS】

二枚替えで入った廣田も決め、一気に20-13とすると、サラと上野の2本連続ブロックポイントでたたみかけ、最後もサラの1枚ブロックで25-14。2セット目も連取した。

高さを生かし、相手の攻撃をシャットアウトするサラ・ウィルハイト、上野 【NEC RED ROCKETS】


3セット目。
古賀のスパイクで先制点を取る。序盤、古賀が前でも後ろでも決めていき、古賀のみならず、島村のブロック、そしてサラも決めていく。会場に来てくださったクルーの皆さんのハリセンの音を後押しに得点を重ねる。

仲間が繋いだボールをどこからでも打ち込む古賀 【NEC RED ROCKETS】

しかし東レの#10石川の攻撃を抑えれず一時先行されるが、NECも東レのミスを誘い追いつき、両チーム意地の点数の取り合いが続く。
12点目のテクニカルタイムは取られるものの、すぐ取り返し、二枚替えで入った中川の綺麗なトスからサラが決めブレイクを取る。うまい具合にサラが落ち着いて東レコートの間の空いてるところに落とし得点を重ねる。だが、東レも打ち切り17-20と先行される。

小島のナイスレシーブからサラが打ち切り、点差を縮めるがなかなか追いつくことが出来ない。その後も東レの攻撃に対応できず、20-25で3セット目を落とす。

小島の丁寧なレシーブから攻撃が展開される 【NEC RED ROCKETS】

4セット目。
出だしから、山田と島村のブロックポイントがあり会場は盛り上がる。


持ち前の高さで相手の攻撃を防ぐミドルブロッカー / 山田 【NEC RED ROCKETS】

ロングラリーを東レにとられ、東レの両レフトの調子が上がり攻められ続ける。
古賀が乱れたボールをバックから攻め、決めると全員のスイッチが入り、小島のディグや山内のブロックで9-6とする。しかしその後、東レの攻撃に対応出来ず10-10と追いつかれる。古賀がブロックを利用して上手く決め、更に島村も決めていく。

コートの外も中も共に戦う選手たち 【NEC RED ROCKETS】

17-13とリードを広げたが、東レも攻撃が続き、ここから17-16と点差を縮められ、NECがなかなか点数を取れず、ブロックに阻まれ、ついに逆転を許す。
その後最後まで東レの攻撃をとめることが出来ず、22-25で4セット目を落としてフルセットとなった。


5セット目。
東レ石川が序盤から決めていくが、NECも古賀が相手を見て決めていく。ブロックに阻まれる場面もあるが、島村が取り返す。
かわりに東レヤナが打点高いスパイクを決めていく。NECもサラが打点高く決めていく。
その後も東レは両レフトで攻めてくる中、NECはサラのナイスレシーブから古賀が決めていく。

全員で心を合わせて1点1点を積み重ねるNECレッドロケッツ 【NEC RED ROCKETS】

終盤12-14となり東レにチャンピオンシップポイントを取られたが、ここでNECがタイムアウト。あらためて全員の呼吸・想いを一つにし、最後は東レ石川のスパイクを山内のブロックが綺麗に決まり16-14。
セットカウント3-2、6年ぶり7回目の優勝を決めた。


最後の1点を決めた山内のブロック 【NEC RED ROCKETS】

優勝を決め、コートで抱き合うNECレッドロケッツ選手たち 【NEC RED ROCKETS】

【NEC RED ROCKETS】

長期に渡り繰り広げられたリーグ戦での試合が幕を閉じた。
昨年12月の皇后杯優勝に続き、リーグ優勝をし2冠を達成したNECレッドロケッツは、3冠を取るべく次の黒鷲旗に向かって既に挑戦をし続けている。

個人賞

優勝監督賞 金子隆行(初受賞)
最高殊勲選手賞 古賀紗理那(6年ぶり2回目)
サーブ賞 古賀紗理那(初受賞)
ベスト6 古賀紗理那(2年ぶり3回目)
ベスト6 澤田由佳(初受賞)
レシーブ賞 小島満菜美(初受賞)
フェアプレー賞 古谷ちなみ(初受賞)
松平康隆賞 金子隆行(初受賞)

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【NEC RED ROCKETS】

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著者プロフィール

V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子) に加盟する女子バレーボールチーム。日本リーグで優勝1回、Vリーグでは優勝7回、天皇杯・皇后杯1回、黒鷲旗でも2回の優勝実績がある。2021年、これまでの歴史を継承しながら、更なる進化を遂げるためチームのリブランディングを実施し、ホームタウンを神奈川県川崎エリア、東京エリアとした。チームのエンブレムであるロケット胴体部の三層のラインは、ロケットに搭乗しているチーム、サポーター、コミュニティを表現。チームに関わるすべての皆さまに愛され、必要とされる欠かせない存在になることを目指す。

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