6年ぶりに決勝への切符を掴み取った監督の想いとは【V1女子/NECレッドロケッツ】
リザーブの選手もコートへと飛び出し、観客席も含め会場が歓喜に包まれる。
NECレッドロケッツは6年前、Vリーグ決勝戦で2日間の激闘を制し優勝を掴んだ。
当時の監督は山田晃豊前監督、金子隆行監督はコーチとして優勝を経験している。
監督就任5シーズン目の金子隆行監督がVリーグ決勝の舞台に初めて立つ。その心の内とは・・・
「先ほどの監督インタビューでもお伝えしましたが、今日の試合は上尾さんはミスの少ないチームでレセプションアタックの部分をまずどれだけ下げていけるかというところが鍵になっていくというところで入りからそこをしっかりサーブで攻めてブロックシステムではめていくということが出来たことが非常に良かったかなと思います。3セット目から上尾さんのアグレッシブなサーブに押される展開があったのでそこは課題としてしっかり修正をして次のファイナルというところに向けて良い準備をしていきたいなと思います」
監督就任5シーズン目の金子監督 【NEC RED ROCKETS】
「フィジカルの部分では数字上でも非常にファイナルに向けてかなり高い数字を出しているというところでフィジカルレベルで言うと全然問題ない状況です。ファイナルではフィジカルがどうしても落ちやすくなってしまうというところでピークを持ってこれているというのは、我々のハイパフォーマンスというところのスタッフの協力があって、食事から水分から動きの動作1つ1つを毎週水曜日の午前中を徹底的にそこを見返してるのでその成果は出ていると思います。そこをもっとボールの部分でスキルの方に繋げていくというのが、もっと高いレベルまで持っていければさらに面白いバレーが出来るんじゃないかなと思うのでフィジカル的にはいま非常に良い状態にきています」
【NEC RED ROCKETS】
「越谷さんは本当に徹底的にオフェンスで攻めてくる、取られたら取り返すスタイルでやっていると思いますし、現役時代から本当にマルチな選手で色んなプレーが出来て、トータル的に高いレベルのチーム作りをしているなというのは感じています。そこの東レさんの強みであるオフェンス力をこちらが負けずに拾っていけるかというところで最終的にはオフェンスの打ち合いになる展開に持っていければどちらが勝者になるかはわからない、前回の対戦では簡単に決められてしまった部分があるのでそこはしっかり見直して、我々がフロアディフェンスのレベルを上げていくというところかなと思います。東レさんは越谷監督に関わらず、中道コーチや、鈴木さんだったりバレーボールのスキルレベルの高い選手がコーチになって、1人1人のコミュニケーションというのを上手くとっているように感じるのが印象です。最近引退した堀川さんや白井さんというところも選手との距離感だったり、そういった何気ないところがひとつのまとまりに東レさんはなっているのかなと思うので、我々もその辺はコーチも現役ですごいスキルや経験もしてきているコーチが多いのでそこでも負けないように本当にベンチワークのところが一つ大きな課題になると思うのでその辺は常にコミュニケーションを取って戦っていきたいなと思います。越谷さんも僕も負けず嫌いには変わりないので絶対勝敗にこだわったチーム作りをしてハイレベルな試合が出来るように準備していきたいと思います」
「バレーボールは素晴らしいと思ってもらえるような戦いをします」と話した金子隆行監督 【NEC RED ROCKETS】
「スキル的にはサーブだったり、フロアディフェンスというところはずっと追及してやってきていることなので、そこに繋げて真ん中のバックアタックというところを、ちょっと後半にかけて出現率は減ってきているのでそこをもう1回フロントとバックと関係なくオフェンスで攻めていくというのは今シーズンのテーマなので、そこはファイナルでも実現したいと思います。バレーボールの素晴らしさというのはどんなにすごい選手が1人いても勝てないというところがあるので特に日本というのはそういう一体感だったりチームワークというところが重要にしていると思うので、その辺を我々も日本のトップリーグとして子供たちだったり、見ている人がバレーボールをやってみたいと思ってもらえるようなファイナルを実現したいなと思います」
どんなバレーを私たちに魅せてくれるのか。
悲願のVリーグ優勝まであと1勝。
【NEC RED ROCKETS】
※リンク先は外部サイトの場合があります
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ