全員の想いをボールにのせて・・・大事な1戦を勝ち切った選手の試合終了後の声【V1女子/NECレッドロケッツ】

NECレッドロケッツ
チーム・協会
試合を振り返ってーー

#10 澤田由佳(セッター)
「出だし1、2セット目は自分たちの持ち味であるサーブで攻めて相手を崩してオフェンス展開が出来ていましたが3セット目は自分たちのオフェンスがあまりいいリズムで出来なくて上尾さんのとても良いブロックディフェンスにはめられてしまいましたが、自分たちも我慢強く、最後まで粘って全員が勝つ気持ちを出して3-1で勝ち切れたことは良かったと思います。」

多彩なアイディアでアタッカーを決め切らせるセッター澤田由佳 【NEC RED ROCKETS】

#16 小島満菜美(リベロ)
「澤田選手が言った通り、後半サーブのクオリティが下がってしまって上尾さんの良いオフェンスの展開になってしまった場面もありましたし、自チームのリズムというところが少し3セット目は乱れてしまったのでそこは来週に向けて3セット取りきるまで自分たちの良いオフェンスのリズムというのをやっていけるように修正できたらと思います。」
 

チームを献身的に支えるリベロ小島満菜美 【NEC RED ROCKETS】

#1 島村春世(ミドルブロッカー)
「スキルの部分では2人が言ってくれました。振り返ってみるとレギュラーラウンドの時から上尾さんと当たるタイミングって自分たちが成長させてもらうタイミングで、1レグ2レグと負け越して皇后杯で準々決勝で勝ち上がって勢いに乗れたり、3レグで勝たないとファイナルに行けない 自分たちを強くしてくれるタイミングで上尾さんと戦えたのはすごい良かったと思いますし、そこで勝ち切れたのは自分たちにすごく成長出来たなと思うので、まずは今日勝てたというところというのが嬉しいことですし、それを次、ファイナルに向けて繋げていきたいです。」

何度もチームを救ってきたベテランミドルブロッカー島村春世 【NEC RED ROCKETS】

昨年はあと1歩のところでファイナルに進出することが出来なかった、今年は何度も負けたらファイナルに進出出来ないを勝ち切ってきているがその壁を越えれたのはどのようなところかーー

島村「去年の悔しさというのは1人1人の中にすごく残っていてやっぱり勝負どころで、決めないといけない場面、1点を取りたい、取らないといけない場面で、しっかり取りきることが出来ている、その時みんなで1点を取りにいこうというような流れを読む力が1人1人にできていてそれが体現出来ているというのが今年の強さなのかなと思います。」
澤田「皇后杯で優勝することが出来たことと、去年の悔しさ、両方を味わった上でもう1度優勝したいという気持ちが全員が全面に出して戦えていることがそこに繋がっているのかなと思います」
小島「まず、私たちが試合に入るにあたっていい準備をしようということを最近よく話していて、試合までの練習の過程だったり、1人1人が各々準備することもあるしチームとしてもこういう役割を徹底していこうという話をしていて、そこの役割が明確になっていて責任分担をしっかり果たせる環境、状況が整っているのもそうですし、またそこだけじゃなくて何より気持ち的な部分で私たちこういうときに強いよね、というように思えるような準備であったり環境であったりマインドを持ち続けることを今出来ているのが今1番大きいと思います」

勝ちきれず全員が悔しい思いをした昨シーズンの最終戦 【NEC RED ROCKETS】

ファイナルの相手はファイナル4初戦でストレートで敗れた東レアローズとの戦い。勝つために取り組むべきこととはーー
澤田「東レさんは両レフトの選手がオフェンス力が高いと思いますが自分たちはどこからでも攻められるのが強みなのでそこの的を絞らせないようなオフェンスのリズムというのを展開してやっていきたいと思います」


小島「自分たちの持ち味であるサーブで崩して、オフェンス力の高い選手がいますがそこに絞らせてこちらもブロックディフェンスというところは強みであるのでそこにはめていくこともそうですし、私たちはこういう状況を勝ち切ってきているというところは自信にしてやっていきたいなと思います」


島村「全部言ってくれたので、あとはやるだけです」
NECレッドロケッツは4月22日(土)に東レアローズと決勝戦で戦う。
決戦の地はバレーボールの聖地とも言われる、国立代々木競技場第一体育館。
そこで日本一をかけた熱い戦いが繰り広げられる。
6年、立つことの出来なかった決勝の舞台。
宇宙一輝く星まであと1つ。
最高の準備をし、1人1人が輝き、6年ぶりのVリーグ優勝を目指す。

喜びを分かち合う選手たち 【NEC RED ROCKETS】

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

V.LEAGUE DIVISION1 WOMEN(V1女子) に加盟する女子バレーボールチーム。日本リーグで優勝1回、Vリーグでは優勝7回、天皇杯・皇后杯1回、黒鷲旗でも2回の優勝実績がある。2021年、これまでの歴史を継承しながら、更なる進化を遂げるためチームのリブランディングを実施し、ホームタウンを神奈川県川崎エリア、東京エリアとした。チームのエンブレムであるロケット胴体部の三層のラインは、ロケットに搭乗しているチーム、サポーター、コミュニティを表現。チームに関わるすべての皆さまに愛され、必要とされる欠かせない存在になることを目指す。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント