アントラーズビジネスカレッジ第4期開講決定! スポーツビジネス分野でのリーダーを目指し、アントラーズとともに地方創生を考え、ビジネスアイデアを直接プレゼンしよう!

鹿島アントラーズ
チーム・協会

【©KASHIMA ANTLERS】

鹿島アントラーズの経営陣を含む豪華講師からビジネスのノウハウを学べるスポーツビジネス講座

鹿島アントラーズが提供するスポーツビジネスの学習プログラム「Antlers Business College(アントラーズビジネスカレッジ)」第4期開講が決定し、4月8日(土)より受講生の募集が始まった。募集期限は5月14日(日)正午、募集人数は最大30名。第4期では経営ノウハウの習得や参加者同士のディスカッションに加え、「地方クラブが仕掛ける新規ビジネス」をテーマとしたビジネスアイデアのプレゼンなどを行う。
 令和4年の人口は、東京都23区と比べるとおよそ37分の1の数となる、わずか26万5千人。都会の喧騒から離れ、のどかな田園風景が広がり、海岸沿いには工場群が立ち並ぶ。そんな人口が決して多いとはいえない茨城県鹿行地域5市(鹿嶋市・神栖市・潮来市・行方市・鉾田市)をホームタウンにして活動するのが、鹿島アントラーズだ。

 今後、さらなる人口減少も予測される茨城県東部の広域にわたるエリアで、アントラーズはフットボールビジネスだけでなく、本拠地のカシマスタジアムを中心としたまち作りと地域の活性化に取り組んでいる。キーワードは「地方創生」。人口の減少に歯止めをかけ、より住みよい環境と活気にあふれる社会を実現させるために、Jリーグ開幕から30年の歴史で培ってきた経営ノウハウを地域に還元している。

スポーツビジネスのベースを学び参加者同士で高め合う

 2020年、アントラーズは日本・アジア最大級のビジネススクールであるグロービス監修のもとで、スポーツビジネスプログラム「Antlers Business College(アントラーズビジネスカレッジ)」を開講した。過去3期にわたって開かれたビジネススクールは、今年6月より第4期の開講が決定。今期のテーマとして掲げるのが、「地方クラブが仕掛ける新規ビジネス」だ。スポーツビジネスのベースとなる経営知識を学び、多様な参加者同士でともに学び・高め合いながら、スポーツビジネスを通じたさらなる地域課題解決に取り組もうとしている。

 実際に過去に実施されたアントラーズビジネスカレッジでも、地方創生と向き合い“鹿行地域の地域創生に取り組む法人”を設立した受講生がいる。コールセンター業界で働く会社員の山田さんは「今まで趣味で観戦していただけのプロスポーツでしたが、ビジネスモデルの構造など様々な知識を得ることで、地域のプロスポーツが今後、地域創生に非常に重要な役割を担うと思いました。大都市圏でのプロスポーツにはない、地方における地域創生の役割をアントラーズに感じ、一緒に地域創生をしたいと思い、新たに鹿嶋市で法人を立ち上げ、ビジネスクラブ(アントラーズが地域創生をともに目指す企業と活動をともにする会員制組織)へ加入しました。新法人を通じて鹿行地域の地域課題にアントラーズとともに取り組み、新たなビジネスモデルを展開していく予定で非常に楽しみです」と、アントラーズビジネスカレッジで学んだことを茨城県鹿行地域に還元している。

 受講生たちが地方創生と向き合うにあたり、アントラーズの小泉文明社長をはじめとする豪華な経営リーダーの取り組みを学ぶことができる。第4期では他にも、アントラーズ・アドミニストレーションダイレクターの金子有輔や株式会社グロービスのコーポレート・エデュケーションマネージャーを務める亀井康晴氏、さらにスペイン・バルセロナのIESE Business SchoolでMBAを取得し、最近では北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想推進を担当した小川太郎氏もゲストスピーカーとして登壇する予定だ。

北海道日本ハムファイターズのボールパーク構想推進を担当した小川太郎氏がゲストスピーカーとして登壇する予定 【©KASHIMA ANTLERS】

最先端のスポーツビジネスに触れる絶好の機会

アントラーズビジネスカレッジでは、実績と経験が豊富な最前線で活躍する経営リーダーたちの“生の声”に触れながら最先端の知見を身に付けることができる。それ加えて、アントラーズが実際に実施してきた“リアルな事例”を参考に新時代のスポーツビジネスを学ぶこともできる。これは、アントラーズが主催するビジネススクールならではの魅力だろう。

 また、受講生にはオンラインを有効活用した学習環境とサポート環境の提供とともに、日本最大のビジネススクール「グロービス」協力によるインタラクティブな経営教育手法による実践重視の学びの環境も与えられる。そして、そこに集う多様な“仲間たち”と、新たな絆や価値を生み出すことによる無限の可能性への期待が高まる。様々な業種や職種、ポジション、年齢の受講者同士で同じ問題意識と、将来のスポーツビジネスへの貢献意欲を持ち、互いに切磋琢磨し合うことは何事にも変えられない経験になるだろう。

 プログラムの最終日には、それぞれの受講生が自ら考案したビジネスプランをアントラーズの経営陣へ提案する機会がある。これもアントラーズビジネスカレッジならではの特徴だ。プログラムを通じて経営知識や事例を学ぶだけに留まらず、地域を活性化させるための新規事業を提案することで、受講生はより具体的なフィードバックを得られる仕組みとなっている。

スポーツビジネスを通じた地域社会貢献とリーダー育成を目指して

 現在スポーツビジネスに携わっている人や、将来的にスポーツビジネスに携わりたい人。それだけでなく、スポーツビジネスへの理解を深めたいプロスポーツ選手、スポーツ運営会社のスタッフ、そしてスポーツビジネスと関わりがあるがより理解を深め、有効に活用したいと考える地域の自治体職員、スポンサー企業の担当スタッフなど、アントラーズビジネスカレッジは、ともにスポーツビジネスと地方創生を考えていけるビジネスパーソンの受講を心待ちにしている。

 “スポーツビジネス”を通じた地域社会への貢献と、それを率先できる実践性を備えたリーダーの育成を目指し、アントラーズビジネスカレッジの第4期が2023年6月に開講する。

集う多様な“仲間たち”と新たな絆や価値を生み出すことでの無限の可能性にも期待できるのも魅力の一つだ 【©KASHIMA ANTLERS】

Antlers Business College第4期募集概要

受講申込期間:2023年4月8日(土)13:00~2023年5月14日(日)12:00
定員:最大30名
実施期間:6月18日(日)~11月18日(土)※講義は全11回です。
費用:29.8万円(税抜)
※集合開催時の現地への移動費、食事費、宿泊費用は各自負担となります。
申込方法:専用ページのお申込みボタン先のフォームより必要事項をご記入ください。
実施方法:以下の日程は集合しての講義です。それ以外の講義はオンラインで行います。
・6月18日(日)、8月5日(土)~8月6日(日):茨城県鹿嶋市
・10月28日(土)or 10月29日(日)、11月18日(土):東京都内
※応募者が定員に達した場合は、期間中に募集を締め切る場合がございます。

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著者プロフィール

1991年10月、地元5自治体43企業の出資を経て、茨城県鹿島町(現鹿嶋市)に鹿島アントラーズFCが誕生。鹿角を意味する「アントラーズ」というクラブ名は、地域を代表する鹿島神宮の神鹿にちなみ、茨城県の“いばら”をイメージしている。本拠地は茨城県立カシマサッカースタジアム。2000年に国内主要タイトル3冠、2007~2009年にJ1リーグ史上初の3連覇、2018年にAFCアジアチャンピオンズリーグ初優勝を果たすなど、これまでにJリーグクラブ最多となる主要タイトル20冠を獲得している。

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