【ガンバレ☆女子プロレス記者会見】4・1横浜でのガンジョ再始動のメインはYuuRI対長谷川美子の一騎打ち! YuuRIは「自分は絶対的なエースとして、暴れん坊赤ちゃんとして、長谷川さんから勝利したい」と闘志/ “まなせゆうなの妹”を自称のまなせあみが参戦も早くも網倉理奈説が浮上!/“元伝説のキャバクラ嬢”リアラが4・1横浜で春日萌花とエキシビションマッチ!

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【GanJo】

ガンバレ☆プロレスの女子部門ガンバレ☆女子プロレス(ガンジョ)が3月7日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、4月1日横浜ラジアントホール大会の全カードを発表した。

★メインイベント〜スペシャルシングルマッチ◎YuuRIvs長谷川美子

メインイベントで一騎打ちに臨むYuuRIと長谷川美子が闘志を燃やした。4・1横浜では再始動することになった状況を踏まえ、これからのガンジョを支えていく立場のYuuRIと長谷川がメインでシングル戦を行うことが決定。長谷川は「(ケガで)1年8ヵ月、欠場していたなかで、所属団体が活動休止し、帰る場所がなくなったとき、迎え入れでくださったのがガンプロです。私はいつも自分の意見を押し殺して、何も言えないまま過ごして来たんですけど、先日の記者会見でYuuRIさんと一緒にガンジョ興行をやりたいとお伝えしたことは、すごく勇気がいることで、すごい覚悟をもってのことです。ガンジョはまなせんさん、春日(萌花)さん、HARUKAZEさんが困難を乗り越えて、壁をぶち破ってつくり上げてきたとお聞きしております。一つ目の私の壁はメインのYuuRIさんになります。ガンジョが今すごく盛り上がっている団体だということを見せられる試合、そして興行にしていきたいと思っております」と決意。

YuuRIは「今年のYuuRIは勢いがあると思ってます。(3・5)高島平で、過信しすぎていたなと気付きました。去年は自信自体なかったんです。自信がついたのは、去年10月の千葉大会でHARUKAZEさんから初勝利をつかんだことがきっかけになったんじゃないかと。勢いがあることで、その自信が過信に変わってしまって。その後、長谷川さんから自力勝利して、大きな自信になって。このメインで勢いつけて、勝利したいと思っていて。まなせさんが長期欠場になってしまって、自分が今度は引っ張っていかないといけない。まずはこのメインでお互いのガンジョの決意、覚悟をぶつけ合う勝負だと思っています。自分は絶対的なエースとして、暴れん坊赤ちゃんとして、長谷川さんから勝利したいと思ってます。ガンジョの覚悟が一番強いのは誰か、メインで証明してみせたい」と覚悟のほどを示した。

8月まで月イチの定期開催が決まったが、長谷川は「ガンジョ興行をやりたいとお伝えしたとき、継続的にできるようにという覚悟をもっていたので、月イチではなく、月2回、3回、4回ってなるように。そして、ガンジョに入りたいと思ってくれる人が来てくれるような興行にしたい」、YuuRIは「月1回ではなく、2度、3度、4度と。ガンプロって、男子だけじゃない、ガンジョもいるよっていうのも含めて、今回は前回のガンジョ興行と違って、女子純正の興行になるので、プロレスは男子だけじゃなく、女子も強く戦う姿を見せたい」と話した。

なお、5月以降の追加日程として、5月2日の東京・高島平区民館、6月17日の東京・GENスポーツパレス、7月16日の東京・両国KFCホール、8月11日の東京・板橋グリーンホール大会が決定した。

左から長谷川、YuuRI 【GanJo】

★スペシャルタッグマッチ◎まなせあみ&春日萌花vs小橋マリカ&エチカ・ミヤビ

会見ではヒザの手術を受けて療養中のまなせゆうなからのビデオメッセージが流され、「大事な会見だから行きたかったんですけど、先生にまだ我慢してくれと言われてしまいました。4月1日、ガンジョリスタートが行われます。リングに戻るには時間がかかってしまうのですが、私の熱い気持ちをもって、私の代わりに試合をしてくれる人がいます。まなせゆうなの妹まなせあみです。あみは私以上に元気いっぱいでパワフルでハッピーな女の子なので。思いっきり熱く盛り上げてくるんじゃないかなと思ってます」とコメント。

マスクを被って登壇したあみは「元気花丸、二重丸。あなたのハートに棚から愛の星。まなせゆうなの妹、まなせあみです。よろしくお願いします!」元気盛り盛りでぶっ飛んだあいさつ。三島通義相談役が声、体型から「初対面で大変失礼なんですが、網倉理奈選手ですね?」と問うも、あみは「まなせあみです!」と全力で否定。

あみは「お姉ちゃんが大事にしてるガンジョを、お姉ちゃんが休んでる間に盛り上げられたら。私を母の代わりに育ててくれたお姉ちゃんに恩返しできるんじゃないかと思いますので、お姉ちゃんより元気にパワフルに頑張りたいと思います」と意気込みを語った。

あみとタッグを組む春日は「知らなかったんですけど、すごくうれしい。まなせあみちゃん、駆け付けてくれてうれしく思います。ガンジョリスタートにあたって、“ガンジョって何だろう”って考えました。頑張るすべての人のエネルギーの源になる。これがガンジョの効能。そんなガンジョに必須だったまなせゆうなが欠けてしまって。まなせは私にとってガンジョの太陽だから。そんなまなせが欠場になって、輝きが失われてしまうのかと思いきや。妹が来てくれた。まなせあみ、ガンジョの太陽です。ものすごい温度を放ってくれると思います。温度を放ってくれるとすさまじいエネルギーになる」と笑み。

あみはデビューに向けて、バレないようにひそかに練習を積んできたといい、ガンプロでの非公開試合で、すでにデビュー戦も終えているとのこと。必殺技は姉から伝授されたラリアット。

試合当日も、「お姉ちゃんのプライバシーもあるので、妹の顔があまりバレたらいけないと思って。気を使ってマスクをしてきました」として、マスクを着用してファイトする模様。

「どう呼んでほしいか?」と問われると、あみは「お姉ちゃんはあみと呼んでくれるので、それに近いほうがいいので、“あーみん”とかそういう感じがいいかなと思います」と回答。“あーみん”は網倉の愛称だが、そこを突っ込まれると、「勉強不足で全然プロレスのことがわかってないんですけど、“あーみん”で仲良くしてください」と煙に巻いていた。

左からまなせあみ、春日 【GanJo】

★エキシビションマッチ◎リアラvs春日萌花

元伝説のキャバクラ嬢で練習生のリアラは、春日萌花を相手にエキシビションマッチ(5分)を行うことが決定した。

リアラは仙台の国分町、新宿・歌舞伎町のキャバクラでナンバー1の座に就いた。キャバクラ嬢としての夢がかなうと同時に、子供の頃からの夢だったプロレスラーへのあこがれが強くなっていた。そんな折、CyberFight高木三四郎社長と出会い、一念発起でキャバクラ嬢を卒業。昨年6月からガンプロの練習生となり、同年10月の会見でお披露目されていた。その後は会場でセコンド業務などを務め、デビューを目指していた。

会見に登壇したリアラは「練習に参加させていただいて、運動経験とかないなか、先輩方がずっと付き添ってくれて頑張っていたんですけど。プロレスは好きなだけじゃできないスポーツだと思っていて。痛いし、苦しいし、辛いし。そのときにガンジョの先輩方が落ち込んでいるときに連絡くれたり、“ご飯行こう”って言ってくれたり、やってくださったことがたくさんあって。それで今日まで頑張れたと思ってます。春日さんは落ちこんでいたときにメッセージくださって、前じゃなくて上を見てねって。号泣してしまって。こんな温かいガンプロで練習できてよかったなと心から思ってます。春日さんと戦う意味は絶対あると思ってますので、全力で戦わせていただきます」と心なしか覇気なく話した。

フリーながらガンプロにレギュラー参戦する春日は「リアラと正式な試合ではありませんが、対戦するとなったとき、アンタのこといっぱい考えたよ。アンタが練習、セコンド、それ以外でもいっぱい頑張ってるという。そんなテンションじゃないだろ。アンタと私と共通してるところがあるんだよ。人生すべてプロレスってところだよ! リアラができるまで歩んできた人生があって、プロレスがガンプロがガンジョが好きだ。そういう気持ちがあるんだったら、全力でって言うんだったら、会見から全力でやれよ。もっと気合見せろよ。そんなんじゃ伝わらないだろ。熱い気持ちがあるだろ。だったらもっとぶつけていけ。アンタの気持ちを叫べ。デビューできるかもしれない。うれしいだろ!」と熱く問い掛けた。

これに対し、リアラは「うれしいけど、プレッシャーで今押し潰されそうですけど、絶対形に残して、デビューしたいから。全力で立ち向かいます」と涙で言葉に詰まりながらコメント。春日は「プレッシャーなんて感じなくていい。アンタのふだん練習してるものが出せたら万々歳だけど。そのふだん頑張ってる、気持ちを秘めてる、目の輝きだけ死ななければ、アンタの気持ちは伝わるはずだから。今もってるもの、すべて出し切る。もってるものをぶつけることだけに集中すればいい。気合入れろよ! 全力で受け止めてやるから。ぶつかってこい」と絶叫。

現段階で春日によれば、「デビューできるかできないか瀬戸際にいるんじゃないか。ここから約1ヵ月、そして4・1のエキシビションがものすごく重要。本人がそれを分かっているので、かなりプレッシャーを感じてしまってると思うんですけど。私は自分の信条として、できるできないではなく、やるというのがあるので。ボーダーラインにいるんだったら、超えられるんじゃないかと思ってます」とコメント。

エキシビションマッチをクリアして、デビューできるとなると、ビッグマッチとなる5月5日の後楽園ホール大会が一つのメドになりそうだが、リアラは「去年12月27日の後楽園大会を見たとき、私はセコンドでリング下にいたんですけど。選手たちと観客の方と皆さん全員で立って、最後盛り上がってるときに、自分はセコンドで、キラキラした皆さんを見ていて。早くそっちに行きたいなという気持ちはすごく高まっていたので。皆さんと一緒にできれば後楽園とかで隣に並びたいです」と5・5後楽園でのデビューも目標に掲げていた。

左からリアラ、春日 【GanJo】

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著者プロフィール

ガンバレ☆プロレス(ガンプロ)は、2013年に旗揚げされたプロレス団体です。代表を務める大家健「プロレスをもう一度メジャースポーツにしたい」という信念のもと、叱咤激励しながら聖地・16年に後楽園ホールに初進出し、22年には大田区総合体育館大会を成功させました。挫折した選手、くすぶっている選手が再起をかけて、あるいは居場所を求めて集まってくるリングから生み出される熱すぎる人間ドラマはガンプロの大きな魅力となっております。

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