【ガンバレ☆プロレス】初代SOGタッグ王座決定トーナメントにエントリー続々! 佐藤光留が前口と出場へ!「まともな人間じゃ巻けないベルトにしよう」

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【GanPro】

5日、東京・高島平区民館にてガンバレ☆プロレス「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を2023」を開催。3・25王子Basement MON☆STARから開催される初代スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ王座決定トーナメントへ動きがあった。

まず選手入場式で大家健&勝村周一朗の“大勝健”(たいしょうけん)が出場決定したことを報告して優勝を宣言。「ただいまダントツで優勝候補です」(勝村)「なぜならエントリーチームがいないからです」(大家)

そんな大勝健の思いとは裏腹に、続々とエントリーチームが登場することになる。まず第4試合で冨永真一郎に戦慄の二段ヒザ蹴りで11ヵ月前の敗戦のリベンジに成功した前口太尊が三島通義相談役を呼び寄せ「冨永さんに勝ったので権利はある」と初代スピリット・オブ・ガンバレ王座決定タッグトーナメントへの出場を宣言。これに三島相談役もゴーサインを出し「早い段階でパートナーを決めていただいてそこで最終決定する」とアナウンス。すると前口は「もう今日連れてきてます。俺のことをプロレスの世界に導いてくれた人とどうしても組みたい」と呼び込むと、現れたのは佐藤光留。光留は「全日本で闘ったやつ、DDTで闘ったやつ、ユニオンで闘ったヤツ、錦糸町の雀荘で闘ったヤツ…久しぶりな人がたくさんいました。そんな人たちが出るんでしょ? じゃあもっともっとパンチドランカーになって、まともな人間じゃ巻けないベルトにしよう」と前口と握手をかわし、チーム名を「パンチドランカーズ」と明かした。

バックステージで前口は「(プロレス)デビュー戦で組んだ」と明かすも光留は「全然覚えてない。俺たち過去のことは全部パンチドランカーで忘れているので、これから先のことしか考えてない」と目をギラつかせ、前口も「突き進んでやりますよ」とタッグ王座獲りに意気込んだ。

セミファイナルで高尾蒼馬を逆さ押さえ込みで破った翔太は試合後のマイクで「ガンバレ☆プロレスにタッグベルトができてトーナメントがおこなわれる。久しぶりにコスチューム揃えてROMANCE DAWNでタッグのベルトを獲りにいこうじゃないの」と呼びかけ、高尾も「もちろんだよ。お客さんも見たいでですよね。ROMANCE DAWNまたやってベルト獲りましょう」と呼応し、トーナメント出場へ名乗りをあげた。高尾が現在、プロレス&スポーツBar「ドロップキック」の店長を務めていることから、「ROMANCE DAWN再結成イベント」をおこない、タッグ王座獲りへ決起集会を開くという。「2022年、我々はタッグチームとしてけっこう場数を踏んできたので、ほかの急造タッグには負けない自信があるので。我々が新品のベルトを巻きたいと思います」(翔太)

そしてメインイベントの6人タッグマッチ(渡瀬瑞基&勝村周一朗&高岩竜一vs大家健&石井慧介&今成夢人)で今成をデスバレーボムで下した高岩はマイクを取ると「何を隠そう25年前、IWGPジュニアヘビー級・初代タッグチャンピオンは俺と大谷晋二郎だ。新しくできるタッグ(ベルト)も大谷と獲りたかった。ただ大谷は今、ケガと頑張って闘っている。だから、その大谷を一番わかっている今成、俺と組んで初代タッグチャンピオンになろう」と呼びかける。これに今成は「高岩さんに教わった水炊き鍋を週に1回作って食べて、デカくなっている。俺は高岩さんの魂、そして大谷さんの魂だと思っている。一緒に組んでいただけるなら、是非エントリーさせてください」と頭を下げた。高岩はそんな今成の紫のコスチュームを見て「その代わりストロングスタイルだ。パンツを黒に戻してこい」と要請。ヤングガンバレ杯出場の際に「遅れてきたストロングスタイル」と標榜して黒のショートパンツを着用していた今成はこちらも受け入れ、タッグチーム名を“オールスター・ジュニア・スターズ”(略してオルスタ)とした。

全試合結果は以下の通り。

【大会名】冷たい雨に撃て、約束の銃弾を2023
【日時】2023年3月5日
【会場】東京・高島平区民館
【観衆】117人

▼第一試合 ガンプロ三大シングルマッチI  30分一本勝負
○和田拓也 vs 中村宗達●
6分44秒 クロス・ヒールホールド

▼第二試合 ガンジョスペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
春日萌花&○朝陽 vs HARUKAZE&長谷川美子●
11分54秒 ちゃんまるボーイ

▼第三試合 ガンジョスペシャルシングルマッチ 30分一本勝負
○高瀬みゆき vs YuuRI●
12分27秒 片エビ固め
※コーナー2段目からのダイビング・ギロチンドロップ

▼第四試合 ガンプロ三大シングルマッチII 30分一本勝負
●冨永真一郎 vs 前口太尊○
11分40秒 片エビ固め 
※あごしつれいいたします(仮)

▼セミファイナル ガンプロ三大シングルマッチIII 30分一本勝負
○翔太 vs 高尾蒼馬●
10分17秒 逆さ押さえ込み

▼メインイベント ガンプロスペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
渡瀬瑞基&勝村周一朗&○高岩竜一 vs 大家健&石井慧介&今成夢人●
17分31秒 片エビ固め
※デスバレーボム

一番乗りでエントリーを決めた大家と勝村 【GanPro】

高島平に佐藤光留が登場、前口とのタッグでエントリー 【GanPro】

翔太と高尾がシングルマッチを経てROMANCE DAWN再始動へ。タッグトーナメントにも出場表明 【GANPRO】

高岩は今成をパートナーに指名しタッグトーナメント出場へ 【GanPro】

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著者プロフィール

ガンバレ☆プロレス(ガンプロ)は、2013年に旗揚げされたプロレス団体です。代表を務める大家健「プロレスをもう一度メジャースポーツにしたい」という信念のもと、叱咤激励しながら聖地・16年に後楽園ホールに初進出し、22年には大田区総合体育館大会を成功させました。挫折した選手、くすぶっている選手が再起をかけて、あるいは居場所を求めて集まってくるリングから生み出される熱すぎる人間ドラマはガンプロの大きな魅力となっております。

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