【ガンバレ☆プロレス】渡瀬が冨永を下してSOG世界無差別V3! 3月末にアメリカ遠征も決定!「ベルトを持ち続けていたら、プロレス界の主人公にもなれる」

ガンバレ☆プロレス
チーム・協会

【GanPro】

25日、東京・高島平区民館でガンバレ☆プロレスが『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド2023』を開催。メインイベントで渡瀬瑞基が冨永真一郎との激闘を制し、第4代スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座4度目の防衛に成功。試合後には3月末のアメリカ遠征も発表した。

“最強の素人”の異名を持つ冨永のセコンドには、冨永と同じ学生プロレス出身の今成夢人とP.P.P TOKYOの三富兜翔がつく。前哨戦の時から散々痛めつけた渡瀬の右腕を、エプロンからの断崖式カッターでイスに叩き付けた冨永は、素早くリングに戻るとノータッチ・トペ・コンヒーロで追撃。その後も冨永は先日引退した武藤敬司を彷彿させるフラッシング・エルボーなどで、渡瀬の右腕を集中攻撃。痛む右腕で得意のエルボーで打っていく渡瀬だが、苦痛で顔が歪む。それでも自ら右腕を差し出した渡瀬は、冨永の右ヒジ攻めを耐え抜いた末、エルボーで反撃。冨永も右ヒジへのJKからムーンサルト・プレスを投下すると、バッファロースリーパーで追い詰める。だが、ジャンピング・ハイキックからエルボーを連打した渡瀬は、垂直落下式ブレーンバスター、ランニング・エルボーで追い込むと、バックドロップからヒジのサポーターを外してのエルボーバットで粘る冨永を沈めた。

試合後、マイクを持った渡瀬は「何かを成し遂げるためには何かを犠牲にしなくちゃいけない。何かを捨ててまで自分のために走らないといけない人生を冨永真一郎のプロレスで学びました。この熱いリングはいつも俺を成長させてくれます。このリングのベルトを持っている限り、俺はどこまでも突っ走れると思うので、3月末アメリカに挑戦するよ」と、アメリカで試合をすることを明かした。アメリカ、後楽園ホール、さらに大田区総合体育館大会と大きな勝負が続くが、渡瀬は「そこでベルトを持ち続けていたら、ガンプロだけでなく、プロレス界の主人公にもなれると思う」と語った。

また、大会中に三島相談役より新設されるタッグタイトルの名称が「スピリット・オブ・ガンバレ世界タッグ王座」になること、4チームで初代王者決定トーナメントを3・25王子大会から開催し、決勝は5・1後楽園ホール大会で行われることが発表された。

大会終了後に久しぶりに大家健が集会を開き、タッグを組んでベルトを狙いたい選手として石井慧介に熱視線を送る。しかし石井は「ごめんなさい。自分は考えていることがあるので」とあっさり拒否。すると大家は「石井は1位じゃないんです」と言って勝村周一郎を呼び込む。明らかに乗り気じゃない勝村だったが、大家が熱心にラブコールを送ると、「俺と健、ガンプロの中ではまあまあおじさんだけど、世間では俺たちの世代の人が頑張っている」と言うと、タッグチーム名を考えてプロレス大賞のベストタッグ部門に投票してくれるならという条件付きで大家とのタッグを承諾した。

場外客席目掛けてアームクラッシャーを発射する冨永 【GanPro】

渡瀬が意地のエルボーで勝利 【GanPro】

タッグトーナメントへのエントリーを希望する勝村と大家 【GanPro】

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著者プロフィール

ガンバレ☆プロレス(ガンプロ)は、2013年に旗揚げされたプロレス団体です。代表を務める大家健「プロレスをもう一度メジャースポーツにしたい」という信念のもと、叱咤激励しながら聖地・16年に後楽園ホールに初進出し、22年には大田区総合体育館大会を成功させました。挫折した選手、くすぶっている選手が再起をかけて、あるいは居場所を求めて集まってくるリングから生み出される熱すぎる人間ドラマはガンプロの大きな魅力となっております。

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