23日、東京・王子Basement MON☆STARにてガンバレ☆プロレス「ガンバレ☆プロレス選手会興行」が開催。メインイベントではデビュー2ヵ月の中村宗達が大奮闘。敗れはしたものの王者の渡瀬瑞基から「こんな根性あるヤツがガンプロの新人で俺たちは嬉しい」と言わせてみせた。

中村はこの日、勝村周一朗、前口太尊とのトリオで渡瀬瑞基＆和田拓也＆神崎ユウキ組と対戦。現団体トップの渡瀬や先のヤングガンバレ杯で切磋琢磨した先輩の神崎、さらに総合格闘技やキックボクシングの世界で名を挙げた猛者たちに囲まれた6人タッグマッチでどこまでやれるのか。注目された一戦で中村は終盤、渡瀬にランニングエルボーを何度も何度も打ち込んでいく。そのたびに「違う！」と仁王立ちで受け止め、強烈なエルボー一発で返す渡瀬。それでも諦めない中村がエルボーで果敢に向かっていったが、顔面ドロップキックから垂直落下式ブレーンバスターは返せず3カウントを聞いた。

渡瀬は今回の中村のファイトを「オマエ、本当に新人かよ？　こんな根性あるヤツがガンプロの新人で俺たちは嬉しい」と称賛。敗れて悔しい中村も「ウィー・アー・ガンバレ☆プロレス！」の締めのあとに渡瀬に近づき顔面を張る気の強さを見せていた。