びわこ成蹊スポーツ大学が女子硬式野球部の創部に向け同好会を立ち上げ!

びわこ成蹊スポーツ大学
チーム・協会

【©びわこ成蹊スポーツ大学】

 2023年に開学20周年を迎えたびわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県大津市)が、2024年度からの公式戦出場を目指した「女子硬式野球部」創部に向けた同好会を立ち上げることが発表された。近年、阪神甲子園球場や東京ドームで全国大会の決勝戦が行われるなど、注目を集める高校生の女子硬式野球。高校卒業後の競技継続の環境を設けることを目的にびわこ成蹊スポーツ大学の新たなチャレンジがスタートする。

野球を日本一楽しむ集団を目指す!

 滋賀県初の大学女子硬式野球部を目指した同好会の立ち上げとなるが、目指す姿は「野球を日本一楽しむ大学生」と初代監督を務める予定の石井智氏(同大学副学長)は話す。びわこ成蹊スポーツ大学では、『スポーツ』を専門とする大学として、競技力を高めるためや卒業後の進路のために、スポーツ栄養学やスポーツ心理学、パフォーマンス分析、教育学などの学びを深めることができる。将来を見据えながら、高校まで取り組んできた「硬式野球」を大学でも精一杯取り組んでもらえるような環境を目指す。その先に、スポーツの持つ「楽しさ」を日本一追究する学生たちの集団となることを追い求める。2023年に同好会を立ち上げ、2024年度からの公式戦出場に向けて活動が始まる。
活動概要
活動目標:野球を日本一楽しむ大学生!
活動場所:びわこ成蹊スポーツ大学ベースボールフィールド(男子との共有)
活動時間:平日週2回のグランド練習と土日祝日は男子と調整
指導体制:石井智監督(同大学副学長・前同大学硬式野球部監督)
 現在、京滋大学野球連盟に所属する男子の「硬式野球部」と活動場所は共有することになる。「練習時間が短くなるのでは?」と心配する声もある。「練習時間の確保は必要なことではあるが、限られた環境の中で学生たちが主体的に考え、行動することを求めたい」と元プロ野球選手の山田秋親監督(男子硬式野球部)は話す。さらに「女子の硬式野球部が創部されると、自分たちも負けられないと切磋琢磨できる関係を築きたい。自分たちにとっても女子硬式野球部が創部されることをプラスに変えなければいけない」とポジティブに捉えている。

 部員募集もこれから始まる、まさに「ゼロからのスタート」。開学20周年を迎えた「スポーツ」を冠した日本初の大学の新たなチャレンジがここから始まる。
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著者プロフィール

2003年に開学した我が国初で唯一の「スポーツ」を大学名に冠したパイオニアが、その役割を全うすべく、「スポーツに本気の大学」を目指し「新たな日本のスポーツ文化を創造する大学」として進化します。スポーツを「する」「みる」「ささえる」ことを、あらゆる方向から捉え、スポーツで人生を豊かに。そんなワクワクするようなスポーツの未来を創造していきます。

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