ダービー最終日 下を向かず先輩・菊地孝平に勝利のバトンつなげる河合佑樹!

BOATRACE
チーム・協会

【(C)BOATRACE河合佑樹】

常滑で開催中のSG「第69回ボートレースダービー」は30日、最終日を迎えた。
優勝戦1号艇を手にしたのは菊地孝平。
「すごくマッチングしており納得しています。スリット付近の足が一番いいです」と話している。
今節の菊地孝平は6走して、トップスタートを4回決めている。インから逃げることだけに集中するのみである。

そんな菊地孝平に勝利のバトンをつなごうとしているのが、同じ静岡支部の後輩・河合佑樹【写真2枚】。
準優12Rの勝者インタビューで菊地孝平に「いい走りをしていたのに残念。気合が入りました」と言わしめている。

選考順位36位でSG初舞台を踏み、準優まで駒を進めた河合佑樹だったが、2番手を走りながらも宮之原輝紀に内懐(うちぶところ)を突かれ、転覆失格の憂き目にあっている。
「ほんとうにがんばっていた」姿を間近でみていた菊地孝平だからこそ、こみあげる思いがあったのだ。

【(C)BOATRACE河合佑樹】

河合佑樹は、常滑では2018年4月のG2モーターボート大賞で、3コースから鮮やかにまくり差して先頭に出たものの、西山貴浩に逆転優勝を許している。まさしく悔しい思いをしているのだ。だからこそ下を向くわけにはいかない。

レース後の「足はよかったです。身体も大丈夫です」というコメントには、前に進まんとする強い意志が満ちている。

 今年1月に尼崎周年でG1初優勝を果たしたが、「チャンスを逃さず取れてうれしいです。あきらめなくてよかった…」とかみしめるように喜んでいたのが印象深い。

今大会は「出足がよく好みの感じ」に仕上がっているというが、それは、ターン入口でグッと向き、出口で負荷のかからない状態を指す。思うところに入っていける裏付けといっていいだろう。

最終日の河合佑樹は、3号艇の前半6Rも5号艇の後半10Rも得意のまくり差しを繰り出す可能性が高い。
そして、同県先輩の菊地孝平へのエールとなる勝利をめざすことだろう。渾身(こんしん)のさばきに期待したい。

【(C)BOATRACE】

いよいよダービーウイナーが決まるシリーズ最終日、激戦をもれなく共有するボートレース公式YouTubeはきょうも午後2時から配信される。ゲストはタレントの松村邦洋さん。日ごろからものまねで鍛えている「目の付けどころ」を舟券作戦でも発揮することだろう。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

BOATRACEオフィシャルウェブは、ボートレースに関する数多くのお役立ち情報を提供しているポータルサイトです。 レースの開催日程をはじめ、速報性のあるNEWS情報、初心者にも分かりやすいボートレースの楽しみ方、 過去の記録をまとめたデータ集など初心者~既にファンの皆様までどなたにも活用していただけるウェブサイトとなっております。

新着記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント