野球魂で戦う130期の荒木颯斗 蒲郡出走中

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【(C)BOAT RACE蒲郡】

全国各地で「お盆レース」が始まっている。
例えば、きょう8日に初日を迎えた蒲郡は「納涼しぶきお盆特別選抜戦」と銘打たれた7日間開催。4日目までが「予選競走」、5日目に「準優進出戦」4個レースが行われ(8R〜11R)、6日目は準優勝戦(9R〜11R)が組まれている。
もちろん、最終日の12Rが優勝戦だ。

磯部 誠
仲口博崇
柳沢 一
岩瀬裕亮
河村 了
黒野元基
のドリーム組6名がシリーズリーダー候補には違いないが、見どころはほかにもある。ルーキーの成長を見出し期待するのも一興だ。

【(C)BOAT RACE蒲郡】

その代表が荒木颯斗(あらき・はやと)【上の写真2枚】だ。デビューは今年5月の常滑。きょうまでで45走し、2着1本・4着3本、5着17本、6着24本。1着はまだない。

130期で水神祭を挙げているのは、2勝している三重18歳の中山翔太ただひとり。同期だけに悔しさもあるだろう。元々競い合うことが好きなタイプだ。

「小学校から高校まで野球をやってきました」と照れなく答えるのが荒木颯斗。
高校は、愛知県立大府高校。槙原寛己投手(巨人)や赤星憲広外野手(阪神)などを輩出してきた名門校でセカンドのポジションを任されていた。
そして、進路について「漠然と進学するのは何か違う…」と思い養成所を受験。1発で合格している。

「いろいろ課題はありますが、チャンスがあればアウトから展開を鋭くとらえるターンを身につけたいです」と取り組みは明確だ。
「野球の守備でピンチの時、自分にボールが飛んでこい!」と思って守っていた」というだけはある。強気で逃げるようなところがない。野球魂の発露だろう。

7日間開催の蒲郡はまだ序盤。同県先輩レーサーの動きやレースを観察することで学ぶことも多い。今はコツコツ努力し前進するしかないが、実は最も近道だったりする。
それは野球の練習を通じ体得してきたこと。身体にしみついている。
劇的に変化するきっかけがこのシリーズかもしれぬ。目を離してはならない。

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