【マッチプレビュー】2022明治安田生命J3リーグ第17節 いわきFC対アスルクラロ沼津
【©︎IWAKI FC】
アスルクラロ沼津は、静岡県沼津市をホームタウンとするサッカークラブである。名称の「アスルクラロ」とは、スペイン語の「azul(=青)と「claro(=明るい)」 が由来。1977年に「沼津アーセナル」として設立され、1980年に「沼津香陵クラブ」に名称を変更。2005年に静岡県2部で優勝。そして2006年、同クラブの運営を沼津セントラルスポーツクラブが引き継ぎ、名称を「アスルクラロ沼津」へと変更する。
2011年に東海社会人サッカーリーグ2部昇格、そして翌2012年に東海リーグ1部昇格。2014年から戦いの舞台をJFLへと移し、2014年に8位、2015年に5位と徐々に順位を上げ、2016年に3位に入ってJ3昇格。静岡県東部で初のJリーグクラブとなった。
J3初年度の2017年は、第23節で暫定首位に浮上するなど健闘を見せて3位。2018年も昇格争いに絡んで4位に入った。だが2019年に順位を落とし12位。2020年も12位に終わり、2021年は7勝6分け15敗と、J3参入後ワーストの14位に終わっている。
■多様な展開を見せる難敵。
基本フォーメーションは4-1-2-3。DF陣の中心はCB藤嵜智貴。そして、ここ3試合で藤嵜のパートナーを務めているのは篠崎輝和。SBは左に大迫暁、右に安在達弥。MF3枚の構成は逆三角形。アンカーはDF登録の濱託巳。IHはここ3試合、キャプテン菅井拓也と徳永晃太郎が務めている。
FWは3トップ。ここまで15試合に出場して3得点を挙げていた渡邉りょうが先日、藤枝MYFCに移籍。この穴を埋めるのは誰か。そして左右のFWはここ3試合、右が佐藤尚輝、左が瓜生昴勢。
もともと高い位置からのショートカウンターを得意とするチームだが、今季は多様な展開を見せている。決して油断のできない相手であるのは間違いない。
■昇格争いのライバルを叩く。
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■「気持ちで相手を上回る」村主博正監督
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■つまらぬ取りこぼしは厳禁。
続く4位、5位は、5月のホームゲームで引き分けた藤枝MYFCと、4月のホームゲームで引き分けたカターレ富山がともに勝ち点29で続く。そして6位、7位は、4月のホームゲームで敗れたFC今治、そして序盤戦の不調が嘘のような好調ぶりを示す愛媛FCの愛媛県勢2チームがともに勝ち点25、という状況だ。
J2昇格枠「2」を巡る激しい戦いが続く今年のJ3。この状況を作り出した立役者が「Jリーグ58番目のチーム」いわきFCであるのは間違いない。ただし、慢心はできない。この先さらに激化する昇格争いを制するために、つまらぬ取りこぼしは厳禁。難敵・アスルクラロ沼津を圧倒して次週、ホームでの松本山雅FCへのリベンジにつなげたい。
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熱き戦いにご期待下さい。
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