王柏融、呉念庭の人気も後押し 台湾でパ主催試合の放送が決定

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5年間の放送契約に合意 今季は年間100試合以上が放送される

 パシフィックリーグマーケティング株式会社は7月1日、「ELEVEN SPORTS台湾」と2022年以降の台湾における5年間のパ・リーグ主催試合放送契約に合意し、今季年間100試合以上のパ・リーグ主催試合がライブ放送されることが決定したと発表した。

 台湾のスポーツ業界と視聴者に多様なプラットフォームとコンテンツを提供するELEVEN SPORTS台湾では、2021年からパ・リーグの試合放送を開始。昨季は王柏融選手の所属する北海道日本ハム、呉念庭選手の所属する埼玉西武の試合を中心に、パ・リーグ主催試合を年間280試合放送していた。

 同放送は台湾国内でも人気を博しており、日本プロ野球への注目度も高いことから、今回の契約が結ばれることとなった。公式戦はもちろん、一部のオープン戦や、クライマックスシリーズなど、2023年は140試合以上、2024年は280試合以上のパ・リーグ主催試合が放送される予定だ。

 ELEVEN Group Taiwan Managing Directorの鄧儒宗氏は「台湾のファンの方々が再びELEVEN SPORTSを通じてトップの野球の試合を楽しんでいただけることを非常にワクワクしています」とコメント。「パンデミックは両国のファンが野球を愛することを止めることはできないですし、私は日本、台湾のファンがお互いの国に往来し、現地での試合観戦ができることを待ち望んでいます」と野球を通じた両国の文化と人の交流に思いを寄せた。

文・丹羽海凪
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