初勝利をノーヒットノーランで飾った浅井茉琳投手(大垣ミナモ)
【大垣ミナモソフトボールクラブ】
大垣ミナモは、東海理化と対戦した。
大垣ミナモは、前日の試合を逆転で勝利し連敗を5でストップさせた。チームのムードが上がっており2連勝を目指し試合に臨んだ。
先発は2年目を迎えた浅井茉琳投手。昨年の日本リーグ、今年から始まったJDリーグでの勝利はない。
試合は、両チーム投手が踏ん張り3回までは無得点。
迎えた4回裏、大垣ミナモが4番内田小百合選手のタイムリー2塁打で1点を先制した。
大垣ミナモは、6回裏にも貴重な追加点を挙げ、2対0と差を広げた。
試合は、大垣ミナモが勝利し、今季5勝目をあげた。
先発した浅井茉琳投手が東海理化打線を相手にノーヒットノーランを達成した。
浅井投手は初勝利をノーヒットノーランの快挙で飾った。
投球内容は、投球数76球・奪三振3・与四球1であった。
ノーヒットノーランを達成した浅井茉琳投手 【大垣ミナモソフトボールクラブ】
聖霊高校(愛知県)から日本体育大学を経て大垣ミナモへ加入した。
日本体育大学時代には、日本代表(U19)に選出された経験もあり、期待は高かった。
大垣ミナモには、東京オリンピックに出場した2名の外国人(エレン・ロバーツ投手・シェラ・ハイランド投手)が在籍している。
その中で、なかなか活躍の機会がなかった。
しかし、大学時代の同級生でもある中山日菜子投手と地道にコツコツと努力を続けていた。
前日に、一足先に初勝利を挙げた中山日菜子投手に続いて勝利をめざし試合に臨んだ。
試合前には、チームスタッフに女房役を務める長井美侑捕手から「今日の浅井(投手)は、すごくコントロールがよくボールも走っている。」と伝えられていた。
バッテリーを組む浅井投手(右)と長井捕手(左) 【大垣ミナモソフトボールクラブ】
先述した東京オリンピック出場経験のある外国人投手だけでは、目標達成はできないことは明らかであった。
望月孝雄監督は「日本人投手の活躍が必須である。」と繰り返していた。
この第7節で日本人投手で2勝できたことは、大きな収穫であった。
どの投手が投げても計算できる試合展開となれば、目標の15勝以上達成が現実味が帯びてくる。
大垣ミナモの投手陣の活躍に期待したい。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ