5月12日、CAR3219フィールドで行われた埼玉西武と北海道日本ハムのイースタン・リーグ公式戦、第6回戦は3対1で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武は2回裏、2死から平沼翔太選手が四球で出塁すると、続く山村崇嘉選手が安打でつないで1、2塁に。ここで齊藤誠人選手が適時打を放ち、1点を先制した。先発の佐野泰雄投手は初回を3人で終えると、2回表から4回表にかけては6者連続三振を奪う好投。4回表には連打で1点を失ったが、5回を6安打7奪三振1失点としてマウンドを降りた。

　6回表からは2イニングを松岡洸希投手が無失点に抑え、続く8回表は田村伊知郎投手が先頭出塁を許しながらも得点を与えない。すると8回裏、打線はジョセフ選手のセーフティバントと盗塁などで2死3塁とすると、代打・西川愛也選手に2号2ランが生まれ、勝ち越しに成功する。

　9回裏は田村投手が回またぎのマウンドを無失点で締め、3対1で試合終了。勝利した埼玉西武は、先発の佐野投手をはじめ投手陣が好投を見せた。打っては今季3月21日以来、約2カ月ぶりの出場となった西川選手に決勝の2ラン。連敗は4で止まった。

　敗れた北海道日本ハムは、清水優心選手が2安打を放つなど9安打も、好機を生かせず1得点のみ。投手陣は相手打線を4安打に抑えたが、5番手・ロドリゲス投手が本塁打で決勝点を許してしまった。

　 １２３４５６７８９ 計
日 ０００１０００００ １
西 ０１０００００２Ｘ ３

日 生田目翼-田中瑛斗-松本遼大-齊藤伸治-●ロドリゲス
西 佐野泰雄-松岡洸希-○田村伊知郎

文・丹羽海凪