【マッチプレビュー】2022明治安田生命J3リーグ第7節 いわきFC対ヴァンラーレ八戸FC
【©︎IWAKI FC】
ヴァンラーレ八戸FCは、青森県八戸市を中心とした3市11町2村をホームタウンとするサッカークラブ。この試合の見どころについて、詳しく紹介していこう。
ヴァンラーレ八戸FCの「ヴァンラーレ(Vanraure)」とは「デリヴァンテ(Derivante=起源)と「アウストラーレ (Australe=南の郷)という、二つのイタリア語を組み合わせた造語。「チームの起源は八戸と南郷(旧三戸郡南郷村=現在の八戸市南郷)」という意味が込められている。
誕生は2006年。八戸工業SCと南郷FCという二つのチームが統合されて生まれたクラブだ。旧八戸工業SCをトップチーム、旧南郷FCをセカンドチームとし、トップチームは八戸工業SCが所属していた東北社会人サッカーリーグ2部北リーグに参戦した。
2012年にリーグ戦で2位となり、1部昇格決定戦を制して東北社会人サッカーリーグ1部に昇格。2013年にはリーグ2位に入った。2014から日本フットボールリーグ (JFL)に参戦。将来のJリーグ入りを念頭に運営法人・株式会社ヴァンラーレ八戸が設立された。チームはJFL5年目の2018年シーズンを年間3位でフィニッシュし、J3昇格を決めている。
■今年最初の東北勢対決。負けは決して許されない。
2022年シーズンは14選手が新たに加入。DFにブラウブリッツ秋田からベテランの山田尚幸、いわてグルージャ盛岡から藤井航大とJ2、J3の経験豊富な2人が加わった。山田はキャプテンにも就任している。
MFは昨年躍進したテゲバジャーロ宮崎で5ゴールを挙げた渡邊龍が加入。エースが移籍したFWは鹿児島から経験のある萱沼優聖を獲得し、穴埋めを図る。
今季は第6節終了時点で1勝5敗の勝ち点3で17位。低迷が続いている。開幕2連敗でスタートし、第3節の藤枝MYFC戦で今季初勝利。だが第5節でFC今治に0対1、第6節でカマタマーレ讃岐に1対2、4月21日に行われた第4節の代替試合でアスルクラロ沼津に0対2で敗れ、3連敗を喫している。
いわきFCにとって、J3参戦後初めての東北勢対決。両チームとも前節に手痛い敗戦を喫しており、ともに負けは決して許されない。互いの意地がぶつかり合う激しい展開となるだろう。村主博正監督のコメントを紹介する。
■「自分達のスタイルをしっかりとぶつける」村主博正監督
ヴァンラーレさんは、2トップもしくは1トップ2シャドーに当ててどんどん前に出てくる。開幕から第3節ぐらいまではボールをつないでいましたが、ここ数試合はシンプルにゴールに向かうプレーをするようになった。ウチとはシステムは違いますが、しっかりと噛み合う展開になるでしょう。
まず注意すべきは、ロングスローも含めたセットプレー。DF38藤井航大選手など、CBに強みがある選手がいます。そして前線では、FW20萱沼優聖選手はモビリティが高く、思い切りよくゴールに向かってくる怖さがあります。
敗戦からの出直しの一戦。連敗は許されません。しっかりと勝ちを取りに行きます」
■フィジカルと走力で上回られる厳しい結果。
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明治安田生命J3リーグ第7節・ヴァンラーレ八戸戦は4月27日(金)13時より、Jヴィレッジスタジアムにてキックオフ。試合の模様はDAZNにてライブ配信される。
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そしていわきFCファンクラブ「LOVE IWAKI」も、会員を随時募集。入会は無料。チケットやグッズの会員限定価格で購入や、メルマガによる情報配信など多くの特典があるのでチェックしてほしい。
熱き戦いに、ぜひご期待を!
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