前節の地元大垣大会２日目のデンソーブライトペガサス戦を劇的な逆転サヨナラゲームで勝利し、勢いに乗る大垣ミナモ。

今節の掛川大会の1日目の太陽誘電ソルフィーユ戦は、相手投手を攻略できずに零封された。

続く２日目、通算成績をイーブンに戻したいと臨んだNECプラットフォームズレッドファルコンズとの戦い。
何とか地元で勝利をと意気込むNECの気迫に押されながら４回までは両チームとも得点なく試合が進む。

５回裏にNECに待望の1点が入り試合が動き出す。

続く６回表に大垣ミナモも１点を取り同点に追いつく緊迫の展開となった。

迎えた８回表。この回から延長戦となり無死２塁から始まるタイブレークとなった。
なかなか得点が奪えず２死１塁３塁となる。

ここで、長井美侑選手が相手投手が投じたチェンジアップを見事にとらえ、レフトへ試合を決める３点本塁打を放った。
その裏のNECの反撃をエレン・ロバーツ投手が１点に抑え、大垣ミナモが接戦を制した。

長井選手は、日頃から望月孝雄監督から「打って結果を出せ」と言われ続けている。

試合後に望月監督と話す長井選手は、「やっと結果を出せた」という安堵の表情を見せていた。

今後も、長井選手には望月監督の期待に応える活躍を見せてほしい。

大垣ミナモの次戦は、4月23日（土）群馬県太田市運動公園野球場で日立サンディーバと対戦する。