【バレー/入替戦】昇格を狙うヴォレアス・富士通が揃って勝利。Vリーグの盛り上がりは最高潮へ(監督コメント)

ヴォレアス北海道
チーム・協会

【VOREAS,INC.】

VC長野・大分三好はV1の意地を見せられるか

「僕がV1に昇格させる」強い気持ちで勝負に挑むミドルの後藤万澄(中央) 【VOREAS,INC.】

4月9日(土)、神奈川県小田原市で「V・チャレンジマッチ 〜2022-23 V.LEAGUE DIVISION1 MEN 出場決定戦〜」が行われた。

V2を制覇したヴォレアス北海道は、V1・10位のVC長野トライデンツと対戦。第一セットでは30点を越える接戦となるなど、一進一退の攻防が続く白熱した試合展開となった。それでもエースのチャン・ユーシェンを中心に得点を積み重ねたヴォレアスは、昇格にむけ大きな一勝をあげた。

(ヴォレアス vs VC長野:33-31、19-25、21-25、25-18、15-12)

アタック決定率74.1%、総得点43点を記録した、台湾代表のチャン・ユーシェン 【VOREAS,INC.】

エド・クライン ヘッドコーチのコメント
本日の勝利に対してとても満足していますし、両チームの素晴らしい戦いを本当に楽しむことができました。最も大きな戦いは第1セットでした。

このセットを取れたことはとても重要でしたが、それ以降、私たちのレベルが下がり、次の第2セットでは十分なブレイクポイントを取ることができませんでした。しかし、非常に粘り強く、1対2のビハインドを負った後、力強く巻き返すことができました。アタックのレベルが上がり、全てのスキルでの質も上がりました。

明日は、新たなゲームとなりますが、相手がV1残留のために必死で戦ってくると思います。今日の勝利の為に応援してくださった方々、ありがとうございました。(V機構帳票より)

同会場ではV1・大分三好ヴァイセアドラー(9位)と、V2・富士通カワサキレッドスピリッツ(2位)の対決が行われ、こちらもV2の富士通がフルセットを制した。

明日4/10(日)もV1・VC長野トライデンツ(10位)とV2・ヴォレアス北海道(1位)、V1・大分三好ヴァイセアドラー(9位)とV2・富士通カワサキレッドスピリッツ(2位)の対戦が行われる。

またヴォレアス北海道の試合はNHK総合にて、北海道地域への生中継が予定されている。
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著者プロフィール

日本初のプロバレーボールチームとして2016年10月に誕生。2021-22シーズンは27勝1敗という圧倒的な成績で2部初優勝を飾るも、入替戦ではV1・VC長野にわずかな差で敗れ昇格は叶いませんでした。迎える2022-23シーズンは悲願の昇格に向け戦っています。プロチームであるヴォレアス北海道には、個性的な選手が多く所属。ヘッドコーチは世界各国で実績を積んだエド・クライン(クロアチア出身)が初年度から率いています。チームスローガンは「Children of the Revolution(革命の子ら)」。この言葉に、未来のバレーボール界の革命児でありたいという意志と姿勢をこめてトップチームを目指し勇敢に立ち向かっています。

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