日本女子ソフトボールリーグ1部最終戦を勝利で飾った大垣ミナモ
【大垣ミナモ】
3年ぶりに1部リーグ参戦の大垣ミナモが最終戦を白星で飾る!
3年ぶりに1部リーグに復帰した大垣ミナモは、23日にビックカメラ高崎、24日に日本精工(滋賀)と対戦した。
初日のビックカメラ高崎戦は初回に2点を先制するものの、守備の乱れなどもあり8失点で敗戦した。
2日目の日本精工戦は、お互いチャンスを逃し中盤まで0対0の接戦となった。
5回裏に、大垣ミナモ須藤麻里子主将が2死1塁2塁から粘りながら左翼線に2点タイムリーを放つ。
これが決勝点となり、エースのエレン・ロバーツ投手(2020東京オリンピックオーストラリア代表)が
日本精工打線を無得点に抑え完封勝利した。
最終成績
22戦8勝14敗(10位/12チーム)
5回裏、須藤麻里子選手(大垣ミナモ)が左翼線に2点タイムリーを放つ(10月24日山日YBS球場) 【大垣ミナモ】
前回は2018年。その時の成績は5勝17敗。最下位に甘んじ1年で2部に降格となった。
その後は再び、2部リーグで戦った。 2019年シーズンは入替戦まで進み、伊予銀行と対戦した。
1部昇格まであと1アウトのところまで追い詰めたが、逆転負けを喫した。
2020年には、デンソーなど1部リーグでの監督経験がある闘将望月孝雄氏を監督に招へいした。
実績と経験ある望月監督の指導により、悲願の1部復帰を果たした。
そして迎えた2021年シーズン。前半戦を5勝6敗のまずまずのスタートをして後半戦に臨んだ。
あわよくば決勝トーナメント進出をうかがえる位置にいたが、チームに勢いが出ずに6連敗した。
第8節・第9節と徐々に調子を取り戻し、シーズン8勝で2021年シーズンの幕を閉じた。
ピンチを逃げ切り喜ぶ大垣ミナモナインたち(10月24日山日YBS球場) 【大垣ミナモ】
現在の1部リーグに所属する12チームに加えて、新たに4チームが加わり16チームで新リーグを構成する。
16チームを東西に分け、2つのディビジョンで試合を展開していくことにある。
昨年まで行われていた降格制度や入替戦制度は今年は適用されない。
大垣ミナモが残した10位という成績は、昨年までの制度になぞらえても辛うじて1部残留をレギュラーシーズンにおいて
確定できる順位だ。
望月孝雄監督は、来年を新リーグにおいて上位定着するための力を蓄える年と位置付けている。
若い戦力たちが集まる大垣ミナモが、闘将望月孝雄監督の下で、どのようなチームに変貌するのか
楽しみである。
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