ケルンはライプツィヒから勝ち点1を取る【1.FCケルン】

1.FCケルン
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【©1FCKoeln】

1. FCケルンはRB ライプツィヒとハイレベルな試合の末に1:1で引き分けた。 アントニー モデストのゴールで先制したが、アマドウ ハイダラにCKからのヘディングシュートでゴールを許してしまった。VARが介入したシーンが5回もあったことも話題となった試合だった。

 ラインエネルギースタジアムで行われたブンデスリーガ第5節、1. FCケルン対ライプツィヒ。トップゲームにふさわしいこのゲームは、両チームともに気迫がこもった見応えのある試合となった。

 序盤から両チーム共にアグレッシブなプレッシングを展開し、激しいデュエルがフィールドの至るところで繰り広げられた。開始5分、アンドレ シルバのシュートがケルンゴールに入ったが、VARによって取り消され、続く8分にはクリストファー ヌククのシュートはポストを叩いた。

 対するケルンは11分、ベノ シュミッツが繋いだパスをオンドレイ ドゥダがハーフボレーで狙ったが、これもまたポストを叩いた。17分、ライプツィヒのドミニク ショボスライのFKはティモ ホルンがセーブし、31分にはイエローカードを受けていたラファエル チヒョスがホルヘ メレと交代した。38分、モデストがディフェンスラインの裏に抜け出して最後はマーク ウートが詰めてネットを揺さぶったが、VARによって取り消された。

【©1FCKoeln】

 後半に入ると試合は更にヒートアップ。48分のドゥダのシュートはピーター グラシにセーブされ、それで得たCKにモデストが合わせたが僅かにゴールから外れた。後半の序盤はケルンが主導権をにぎり、51分にはドゥダの素晴らしいスルーパスからモデストがゴールするも、またしてもVARによって取り消された。

 しかし、54分、待望の先制点が生まれた。モデストのシュートはバーに当たってゴールしたが、主審はその前のウートプレイがファウルと判定した。その後VARの介入により、そのプレイはファウルではないと確認されゴールが認められた。

 その後、ケルンはライプツィヒの猛攻を受ける。64分のエミール フォスベリのシュートはホルンがセーブし、65分のユスフ ポウルセンのシュートは枠を外れた。67分、フォスベリのシュートがゴールに入ったが、これもまたVARによってその前にオフサイドがあったとして取り消される。

 しかし、攻撃を緩めないライプツィヒは71分、CKからハイダラがニアポストで合わせてゴールを決める。同点ゴールで更に勢いがついたライプツィヒだったが、その前にはホルンを中心としたケルンの守備陣が立ちはだかった。次々と打たれるシュートを全てホルンがセーブしたのだ。

 80分、ヌククが抜け出し、ホルンと1対1になるが、後ろから追いついたキングスレイ エズィブエがシュートを打たれる前にスライディングでボールを奪う。90分にはショボスライが抜け出し、決定機を迎えたが、ホルンが体を張ってブロックした。

 前がかりになったライプツィヒに対して、ケルンはアディショナルタイムにセバスチャン アンデルソンが抜け出し、シュートを打ったがグラシにセーブされ、そのこぼれをドゥダが押し込んだがミートせず、倒れているグラシにキャッチされた。

 そして試合は1:1で終了。ライプツィヒとハイレベルな試合の末、勝ち点1を分け合う結果となった。ケルンは来週、アウェイでアイントラハト フランクフルトと対戦する。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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