降格権に沈むエイバル、キケ・ガルシアの魂のゴールで追いつきアスレティック・ビルバオ相手に引き分け。

SDエイバル
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【©SDEibar】

乾は後半25分から途中出場。バスク地方同士の対決となったが、敵地サンマメスで貴重な勝ち点1を持ち帰った。

 ラ・リーガ第28節、19位エイバルは11位アスレティック・ビルバオと対戦。序盤に先制されるもキケ・ガルシアの献身的なプレーから相手のミスを見逃さず前半の間に追いつく。しかし後半のスコアは変わらず、引き分けとなった。

 序盤の主導権を握ったのはビルバオ、前半8分に右サイドバックのデ・マルコスのクロスに合わせたのは左サイドバックのユーリ。目が覚めるボレーシュートで開始早々ビルバオが先制。

 早い時間に追いつきたいエイバルは16分、キケ・ガルシアがロングボール処理に苦しむウナイ・ロペスから自陣でボールを奪いエースが貴重な同点弾を奪った。
ブライアン・ヒルが連動してパスコースを消し、数字では表れないがキケ・ガルシアの5試合ぶりのゴールをお膳立てする形となった。

 前半36分、カウンターからブライアン・ヒルが50m独走しサポーターを沸かせるも逆転弾は入らず。前半の間に追いついたエイバルが流れを取り戻すも前半は1-1で終了。

 後半開始と共にエンジンを入れ直したビルバオに49、53分と立て続けに決定機を作られるが、守護神ドミトロヴィッチと守備陣が体を張ってゴールを守る。

 後半70分、残り20分のタイミングでケヴィン・ロドリゲスに代わって乾を投入。乾とブライアン・ヒルの両翼から逆転弾を狙う。

 後半はエイバルがシュート0本、ビルバオはシュート10本という一方的な展開となったが、守備陣を中心とした体を張った守備で、敵地で貴重な勝ち点1を獲得した。

 エイバルの次の試合は、代表ウィーク明けの4月3日。レアル・マドリードと対戦する。

キケ・ガルシアのゴールを祝福するイレブン 【©SDEibar】

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著者プロフィール

SDエイバル (ソシエダ・デポルティーバ・エイバル)は1940年に設立された歴史のあるスペインのサッカークラブで、創設から現在に至るまでに地域リーグからトップリーグまであらゆるカテゴリーを経験してきました。その長い歴史の中でも、1988年から2006年まで18年連続で2部リーグに在籍し2部最長記録を達成したことと、2013-14シーズンの1部リーグ昇格決定は画期的な出来事でした。収容人数6300人のイプルア市営スタジアムを本拠地とし、現在ラ・リーガ1部に所属しています。

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