ユヴェントス|1STレグはポルトが勝利

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【©JuventusFC】

エスタディオ・ド・ドラゴンで行われたUEFAチャンピオンズリーグのラウンド16第1戦は、ホームのポルトが2-1で制した。ユーヴェは前後半の立ち上がりに失点したが、終盤にキエーザが1点を返して第2戦への望みを繋いだ。

タレミが立ち上がりに先制点
 キックオフからわずか70秒後、ユーヴェのスタートは悪夢のような展開となってしまう。後方でパス交換をする中でベンタンクールのシュチェスニーへのパスが中途半端になり、タレミにボールを奪われてそのままゴール。試合前にピルロ監督、ネドベド会長がミスは許されないと口を揃えていたが、不用意な失点を喫してしまった。

 早い時間に同点に追いつくべく攻撃を仕掛けるユーヴェだが、ポルトのコンパクトなスリーラインのディフェンスを前になかなか決定機を作り出せない。さらに34分にはキエッリーニが負傷によりデミラルとの交代を余儀なくされるなど、思い通りに試合を進めることができない。ユーヴェは41分にラビオのオーバーヘッドで最初のチャンスを迎えたが、シュートはマルチェシンにセーブされた。

マレガが追加点
 ハーフタイム後も流れは変わらないばかりか、状況はさらに悪化する。前半と同様にキックオフ直後に攻め込まれると、右サイドからのクロスをマレガに押し込まれポルトが追加点。ユーヴェは2点を追う展開に追い込まれた。

 その後はクルゼフスキのシュートがウリベにブロックされ、オリベイラのシュートをシュチェスニーが防ぐなど、2点差のまま時間が経過していく。

キエーザがアウェイゴール
 ピルロ監督はゴールを奪うためマッケニーに代えてモラタを投入。ベンタンクールのロングシュートはわずかにクロスバーの上に外れた。ユーヴェの努力が実ったのは82分。 ラビオが左サイドからマイナスのクロスを送り、逆サイドで待ち構えたキエーザがワンタッチでフィニッシュ。正確なシュートでアウェイゴールを挙げ、トリノで行われる第2戦に向けて希望を繋いだ。

【©JuventusFC】

ポルト:マルチェシン;マナファ、ペペ、ムベンバ、ザイドゥ;コロナ、オタヴィオ、セルジオ・オリヴェイラ、ウリベ;マレガ、タレミ

ユヴェントス:シュチェスニー;ダニーロ、デ・リフト、キエッリーニ (デミラル 34)、アレックス・サンドロ;キエーザ、ベンタンクール、ラビオ、マッケニー (モラタ 63);クルゼフスキ (ラムジー 77)、ロナウド

控え:ピンソーリョ、ブッフォン、モラタ、ディバラ、ボヌッチ、ベルナルデスキ、ディ・パルド、フラボッタ、ファジョーリ

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著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

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