【UFC】フェルダーとの激闘を制したドス・アンジョス

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【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

日本時間11月15日(日)、アメリカ・ネバダ州ラスベガスのUFC APEXを舞台にUFCファイトナイト・ラスベガス14が開催され、メインイベントでポール・フェルダーとハファエル・ドス・アンジョスのライト級マッチが行われた。

試合5日前のオファーを快諾して決戦に臨んだフェルダーが力強いパフォーマンスを披露するも、元チャンピオンのドス・アンジョスが優位を保ち、フルラウンドにもつれ込んだ試合はスプリット判定でドス・アンジョスに軍配が上がっている。

【メインイベント】
ライト級マッチ 5分5ラウンド
●ポール・フェルダー vs. ハファエル・ドス・アンジョス○
判定2-1(48-47、45-50、45-50)

ハファエル・ドス・アンジョス

「対戦相手の変更でいろいろと調整しないといけなかった。サウスポーを想定してテイクダウンディフェンスのトレーニングを積んでいたのに、5日間でオーソドックスなストライカー対策が必要になった。序盤のラウンドは捨てるような感覚で、とにかく距離を見いだして彼に近づけるようにしたかった。というのも、向こうは右利きだから、ゲームプランを変えないといけなかったし、グラップリングもグラウンドゲームも必要になったからね。たったの5日で、何も練習していなかったことをすべてやらないといけなかったんだ。でも、なんとかアジャストできたし、調整して勝利を手に入れられた。ウェルター級よりも調子がいいような気がする。自分に対して相手がやろうとしていることに対応できる。フェンス際で、クリンチして、相手を押し込んでいきたいと思うたびに、いけると思えるんだ。向こうが巻き返そうとしているときでさえ、こっちが取れるくらいにね。力強さを感じるし、想像していた通りにやれる。今回よりも長く、トラブルの少ないキャンプができれば、もっとうまくやれるはずだ。この5日間ですべてをまとめるのが戦略だった。何も失うものがない状態で試合に挑んでくる相手ほど厄介な相手はいないよ。複雑なんだ。とにかく試合に臨んでやれることをやってくる。ルーレットで遊んでいるようなものさ。でも、ポール・フェルダーは試合に出てくれたし、本当にタフなやつだ。試合中、何度か向こうがギブアップするんじゃないかと思ったけれど、それでも彼は強く攻めてきた。俺はなんとか自分の試合ができたし、テイクダウンして、試合をコントロールしながら、スタンディングでしっかりと当てて勝利をものにした。フェルダーは最高のやつだし、ギリギリで試合を受けてくれた。彼が受けてくれてうれしかったし、今回のイベントを実現できて何よりだ。オクタゴンで彼と退治できたことは自分にとって喜びだった。彼から、ホテルで待っているからビールでも飲もうと言われているんだ。ランキングを見れば、ハビブ・ヌルマゴメドフが離脱して、今じゃ元暫定チャンピオンが3人もいる。トニー・ファーガソン、ジャスティン・ゲイジー、ダスティン・ポワリエ。唯一の真のチャンピオン、正王座についたことがあるのは俺とコナー・マクレガーだ。つまり、正王者がいなくなってこの階級がオープンになったんだから、戦い時じゃないかな」

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

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