【U-19フットサル日本代表/WEB取材】「ここに15歳でも立てるということをいろいろな人に伝えていけたら…」。飛び級で初招集となったF最年少デビューの柴山圭吾。

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【SAL編集部】

10月12日から14日に千葉県の高円宮記念JFA夢フィールドで行うU-19フットサル日本代表候補のトレーニングキャンプ。そのメンバーに、今シーズンの開幕戦でFリーグ最年少出場記録を更新したバルドラール浦安の柴山圭吾も選ばれた。

飛び級でU-19の日本代表に選ばれた柴山は何を思い、何を感じているのか。小宮山友祐監督からも「これからきっと日本フットサル界の宝になる」と言われるほどの選手に迫る。

代表で“浦安”を見せていきたい

──15歳での選出となりました。開幕戦でデビューされていますが改めてご自身の特徴や武器は?

自分はピヴォで、ピヴォの選手は利き足でのキープが得意だと思いますけど、自分は逆足でもある程度コントロールできる。そこから反転にいく力はあると思っています。

──実際、最年少出場記録を打ち立てましたがその記録について自分ではどう感じていますか?

言い方は悪いかもしれないですけど、出ただけ。やはり点が取れればそれは結果の証明になりますし、デビューだけじゃなくてチームに目に見える形として結果を残せればもっといいと思います。

──ちなみにフットサルを始めたのはいつですか?

小学1年生ですね。サッカーをプレーしていましたけど、フットサルもやってみることになって、フットサルの方が楽しかったので今もフットサルをプレーしています。

──最初はどこでフットサルを始めたのでしょうか。

埼玉のサロニスタFCというチームで始めました。

──そこからFリーグの選手や指導者と関わる機会はどこであったのでしょう。

中学生に上がるときに(バルドラール)浦安のセレクションを受けて浦安に入団しました。

──浦安の小宮山友祐監督は現役時代、代表のキャプテンも務めていましたが今回代表に選ばれたことで、何かメッセージはありましたか?

友祐さんにはいつも守備のことだったり、いろいろなことを教えていただいています。やはり思い切りやって、“浦安”を見せれればいいなと思ってここに来ました?

──“浦安”とはやはり守備のところでしょうか。

守備とか、ハードワークだったり、ファイティングスピリットというところを見せられればいいと思っています。

──実際に木暮賢一郎監督もとトレーニングキャンプを行なっての感想はいかがですか?

チームで練習するよりは同世代のメンバーとの練習で、他のチームのレベルの高い選手と一緒にやれていることで刺激になる部分も多い。浦安にはピヴォがいなかったりする関係で自分のポジションとしていろいろな刺激を受けています。一人ひとりキープの仕方が違ったり、反転へのもっていき方とか得意なプレーがそれぞれ違う。いろいろなピヴォを見ていろいろなことを吸収できているのは今は一番いいと思います。

──木暮監督から具体的に何か指示は?

そこまで具体的に言われたことはないですけど、ピヴォとして収めてしっかりプレス回避だったり、時間を作ったりとか、1対1で反転シュートを決めるとかそういうところは言われています。

──木暮監督は現役時代、ピヴォでプレーしていましたがそういう人から得られる刺激は大きいですか?

大きいですね。やはりいろいろな価値観がある中、日本のトップリーグでやり続けてきた選手の受け方だったり、持ち方、そういうのを教えてもらえてもらっているのはいい影響になっていると思います。

──年齢的にはさらに次のAFC U-20フットサル選手権も目指せます。飛び級で代表に選ばれていることについては。

やはり日本代表は常に一番でなければいけないと思っていますし、そこに選ばれただけでもありがたく光栄なことですけど、ここに15歳でも立てるということをいろいろな人に伝えていけたらもっと下から突き上がっていくと思っています。ここに立てたのは自分的にも良かったと思っていますし、影響を与えるという意味でも嬉しいことでした。
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