【UFC】イリー・プロハースカがデビュー戦でヴォルカン・オーズデミアをKO!

UFC
チーム・協会

【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

日本時間7月12日(日)、アラブ首長国連邦・アブダビのヤス島に特設されたUFCファイトアイランドを舞台にUFC 251が開催され、プレリムのトリを飾ったヴォルカン・オーズデミアとイリー・プロハースカによるライトヘビー級マッチは、オクタゴンデビューを果たしたプロハースカがKO勝利を挙げている。

【プレリム】
ライトヘビー級マッチ 5分3ラウンド
●ヴォルカン・オーズデミア vs. イリー・プロハースカ○
2ラウンド(0分49秒)KO

イリー・プロハースカ

「最高だよ。向こうはもっとレスリングで来るかと思っていたんだけど、でもいい試合だったね。UFCの初戦で勝利だ。俺にとってはすごいことさ。チェコ共和国のたくさんの人たちがこの試合を見てくれているからうれしい。勝てて本当によかった。特にサプライズはなかったけれど、自分はかなりミスをした。相手のパンチにあまり集中していなくて、自分のパンチやノックアウトすることに集中しすぎていたんだ。向こうの攻撃に気が向いていなかった。ローキックを打ってから同じ足でハイキックを打つのが大事だった。向こうがグラついたのが分かったからノックアウトしたのさ。ファイトアイランドは最高の場所だ。デイナ・ホワイトと彼のチームは本当にすごいものを作ったよね。今、世界を見ても他にこんなスポーツはないよ。最高だ。その一員になれて本当にうれしい。すぐに戦いたい。タイトルがほしいからね。それが俺のミッションだ。でも、自分のパフォーマンスを上げていかなければならないことも分かっている。さあいこうぜ。俺はみんなを尊敬している。用意してもらえればいく。誰とでも戦う。自分のアートを見せたいだけなんだ」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

ウェルター級マッチ 5分3ラウンド
●エリゼウ・ドス・サントス vs. ムスリム・サリコフ○
判定2-1(27-30、29-28、28-29)

ムスリム・サリコフ

「自分の仕事をしているって感じだね。いつも通りに。今回の相手はとてもタフだった。彼はトップのファイターだよ。トップファイターになれる。俺にとってはでかい勝利さ。特に驚きはなかったけど、第1ラウンドで向こうの右を食らってしまった。あれはびっくりしたけど、問題ない。それが試合ってもんだ。(UFCファイトアイランドの)すべてが最高。ファイターのためのアイランド。ここにはすべてがそろっている。俺たちの面倒を見てくれる。俺らはとにかく自分の仕事をして戦うのみ。いいだろ。できるだけ早く戦いたい。ケガは一切ないからね」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

フェザー級マッチ 5分3ラウンド
○マクワン・アミルカーニ vs. ダニー・ヘンリー●
1ラウンド(3分15秒)サブミッション(アナコンダチョーク)

マクワン・アミルカーニ

「前回の試合はとてもひどかった。自分にはここにいるだけの価値があり、何者かを示す新しい機会をもらえて、生まれ変わった子供のようにアメージングな気分だよ。勝利を手にすることはいつだって最高。特に最初のラウンドで勝つときはね。上から押さえつけようとするヤツがいるのはいいもんじゃない。なぜなら疲れるしスローになるからだ。それが俺の計画だった。でもまだ試合が始まって早い時間だったし、お互いに乾燥肌だから、早く試合を終わらせようと言ったんだ。チャンスがきた時にアナコンダチョークを決めたよ。誰とやりたいか、特に浮かばないな。UFCがオファーするなら誰でも、俺の返事はいつもイエスだ。帰ってまたトレーニングを始めたい。ベルト獲得を狙っている。それが俺の向かう道で、勝利を祝っている時間はない」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

ライト級マッチ 5分3ラウンド
レオナルド・サントス vs. ロマン・ボガトフ
判定3-0(29-26、29-26、29-26)

レオナルド・サントス

「最高の気分だし、歴史の一部になるチャンスをもらえてありがたい。俺は自分の人生を気に入っているし、戦うことだって楽しい。俺の家族のため、国やチームのために戦えるよう、大きな組織であり続け、勇敢でいてくれたUFCとデイナ・ホワイトにありがとうと伝えたい。最高の試合になると思っていた。相手は戦士だし、ハードな試合になるだろうと思っていたんだ。完璧なキャンプを過ごすには時間が足りなかった。だから、気持ちと勇気、経験を持ってここに乗り込んできた。それをオクタゴンで示したのさ。一番大事なのは勝つことだからな。あのファウルは変だ。3回もやりやがった。最後のやつは向こうが立ち上がったから俺は自分の腹をブロックしただけ。試合を戦い抜く強さに恵まれたことに感謝している。前回の試合後、トップ10かトップ5の誰かとやりたいと言ったけど、誰も答えてくれなかった。だから、誰でもいい。俺は健康だし、幸せだ。いつでもいいぞ」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

【アーリープレリム】
ヘビー級マッチ 5分3ラウンド
○マルチン・ティブラ vs. マキシム・グリシン●
判定3-0(30-27、30-26、30-27)

マルチン・ティブラ

「最高の気分だよ。パンデミックの状況を考えると、このファイトアイランドで試合をして勝利できたなんて素晴らしいことだ。この試合ためにレスリングのトレーニングをたくさんした。もともとの対戦相手がレスラー寄りだったからね。対戦相手の変更があったけど、レスリングで勝負することにしたんだ。はじめは成功しないかもしれないと思ったけれど、最終的にテイクダウンできると思っていた。ファイトアイランドでの試合はすごくいい。UFCのやっていることは素晴らしいよ。だからその一員になれて俺はすごくハッピーだ。ここ2試合はトップ15外だった。ランキングを少しずつ上げていきたいと思う。今はアレクセイ・オレイニクがいいマッチアップになると思っている」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

フライ級マッチ 5分3ラウンド
○ハウリアン・パイバ vs. ジャルガス・ジュマグロフ●
判定3-0(29-28、29-28、29-28)

ハウリアン・パイバ

「自分が予想していた試合と少し違った。簡単な試合というものはUFCには存在しない。成長したところを試合中に見せられてハッピーだ。キックをたくさん打っていけたしね。普段はあまり使わないんだけど。特に今回の対戦相手に対してはかなり効いたみたいだ。この結果が物語っている。自分のパフォーマンスにとても満足しているよ。ジャルガスは自分の持ち味をよく知っている。ヤツは基本的にストライカーだ。俺は打撃戦の準備ができていたし、どっちが一番かを見せつけてやるつもりだった。何度がテイクダウンしようとトライしていたけれど、俺はそれを返せた。グラウンドでの勝負になっていれば、俺の柔術の腕がヤツより優れていると分かっていたしね。全体として、ヤツとの打ち合いは良い選択だった。この試合前の時点でランキング14位だ。トップ10の相手と対戦できるか聞きたいね。この勝利で少し俺の順位が上がると思う。トップ10の誰かと対戦できるといいね」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

女子バンタム級マッチ 5分3ラウンド
○カロル・ロサ vs. バネッサ・メロ●
判定3-0(30-26、29-27、30-26)

カロル・ロサ

「戦争みたいだった。バネッサはタフな子ね。だから激闘になると想像していたわ。ありがたいことに勝利を手に入れた。この試合のためにたくさんトレーニングしたわ。私の戦略はムエタイを取り入れること、でもグラウンドで戦う覚悟はあったし、柔術の腕を見せる準備だってできていたの。第2ラウンドで試合を止められるかなと思ったけど、止めてこなかった。私が3ラウンドをすべて戦えるってことは示せた」


【Jeff Bottari/Zuffa LLC/UFC】

バンタム級マッチ 5分3ラウンド
●マーティン・デイ vs. デイビー・グラント○
3ラウンド(2分38秒)KO

デイビー・グラント

「向こうの目的は分かっていたし、俺も自分の求めているものは分かっている。最初の2ラウンドはテクニカルにいこうと思っていた。すべてがうまくいけば、舞台に上がって戦闘だ、ってね。UFCファイトアイランドの最初の試合をいいバトルにしたかったんだ。実現できたと思うよ。インサイドを取れれば(ノックアウトできる)って思っていたんだけどね。マーティンがすごく良いキックとパンチを持っているのは分かっていた。1ラウンド目に食らって、自分がどこにいるのか分からなくなってしまった。それでも、まだスタンディングでヤツと勝負するつもりだった。UFCでこんな試合をしたかったんだ。少し慎重になっていたかも。至近距離の打ち合いがしたかったのさ。それがノックアウトを決める方法だからな。メインカードに出るファイターになりたい」
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