【BOATRACE】末永和也が逃げ圧勝し「竜太さんより先に」地元周年初制覇 G1唐津

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 ボートレース唐津の「G1全日本王者決定戦 開設71周年記念」(優勝賞金1200万円)は2日、12Rで優勝戦が行われ、末永和也(佐賀出身・佐賀支部26歳)【写真2枚】が1コースからの速攻劇で人気に応え圧勝。2023年2月若松九州地区選以来、2年1カ月ぶり2回目のG1制覇を成し遂げた。通算では13回目、今年2回目、地元唐津では1月のルーキーシリーズから2節連続で4回目の優勝。賞金1200万円とともに来年3月の蒲郡SGボートレースクラシックの出場権も獲得。また今年7月徳山SGオーシャンカップのポイントも25点として出場が濃厚になった。

 同じ峰竜太グループの良きライバルでもある定松勇樹はチルト3度のセッティングで登場し、自ら6コースへ。それ以外は枠なりで進入スタイルは3対3。スタートはほぼ横一線でそろい、4カドの福来剛もチルト3度の定松も伸びてくることはなく、末永は1マークを楽々と先取りすると、平本真之の2コース差しを完封して逃げ切った。2着はすんなり平本が確保。接戦となった3着争いは関浩哉が山田康二に競り勝った。3連単の1-2-6は1460円の5番人気。

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 表彰セレモニーに登場した末永和也はガッツポーズこそ飛び出したものの「まだ緊張しています」と硬い表情のまま。「準優の方が緊張するかと思っていたけれど、きょう(優勝戦)の方が緊張しました」とプレッシャーとの戦いを告白。もっとも「竜太さん(峰)がまだ優勝してないと聞いていたので、先に優勝したいと思い1節間がんばりました」とファンを笑わせ、さらに「佐賀支部の方々はここにおられるので先に帰った竜太さんに一番に報告したい」とダメを押した。

 昨年5月、多摩川オールスターでライバルの定松勇樹がSG戦制覇を成し遂げてあっという間にブレイクし、年末の住之江グランプリには峰竜太とともに出場。口にこそ出さなかったが、末永和也は悔しい思いも込みでエールを送っていたはず。最後に「今年はやれる気がする」とファンに宣言したが、それはSG戦制覇とグランプリ出場を視野に入れての言葉に違いない。

 ここ数年の佐賀支部の充実ぶりは目を見張るものがあるが、まだ3月になったばかりというのに、宮地元輝(下関周年)、山田康二(江戸川周年)に続いて今年早くも3人目のG1戦覇者が誕生した。

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