<国内男子ゴルフ>47位の石川遼は「完全に力尽きた」賞金1位は保持して周吾を意識

チーム・協会

【散々な最終日…】

■国内男子ゴルフ/50回記念大会「トップ杯東海クラシック」(10月3日〜6日、愛知県・三好カントリー倶楽部)」最終日

大観衆のため息に見送られて上がってきた石川遼は、「必死にやったんですけど、完全に力尽きたという感じ」。
季節外れの猛暑に、額に汗を浮かべて苦笑した。

50回目の記念大会を、自らのプレーで盛り上げられなかった。33位で出た最終日は15番の2打目で池。18番も、前日3日目に続いてまた池に入れ、ダブルボギーに終わった。
「75」とスコアを落として47位に後退。4試合連続のトップ10入りを逃した。

上空を舞う三好の風に、最後まで対応しきれなかった。
「最近ヘッドスピードが上がった分、球のスピンが増えたので、アゲンストですごくフケる。それをつぶしに行って、方向が狂ったり」と、アイアンショットの制御に苦しんだ。

「2日目から3日間、べたピンというのが1回もなかった。全部10メートルとか、20メートルとか。OBしそうなパー3もあったり、アイアンショットは散々でした」。

表彰式では15番のイーグル賞100万円を頂いたが、前日の3日目の分。最終日はさしたる見せ場もないまま「好きなコースでこういうプレーだったので悔しいです」。
18歳で、史上最年少の賞金王に輝いた09年にはV経験もある大会の記念イヤーに結果を残せなかったことを、悔やんだ。

賞金1位は守ったが、今週は7位で5試合連続のトップ10入りを果たした今平周吾が、1062万4315円差に縮めて2位で迫る。
「あれだけ常に上位にいる選手は久しぶりなんじゃないか。彼の活躍に刺激をもらいますし、彼と争えたら最高。おいて行かれないように、頑張ります」。
昨季の賞金王との賞金レースを意識に置いた。
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